COOK WAKASA
<北欧レシピ>北欧のシナモンロール~ 北欧の定番。甘くて、大人の味が大人気。
こんにちは!
10月に入り、スウェーデンはすっかり秋模様となりました。
皆さんがお住まいの地域はいかがですか?
先日、10月4日はスウェーデンでは「シナモンロールの日(kanelbullens dag)」でした☆
シナモンロール発祥の国とされるスウェーデンでは、お菓子とお茶を楽しみながら談笑する習慣、「フィーカ(fika)」が根付いており、シナモンロールはフィーカの代表的なお菓子の1つです。
この日はあちこちのカフェやスーパーでシナモンロールが大々的に売り出されていました。
日本でも売られているシナモンロールは渦巻き型でアイシング(砂糖衣)がかかったものが多いですが、北欧で見かけるシナモンロールには少しスタイルに違いがあります。
こちらはスウェーデンのシナモンロール。
スウェーデンでは渦巻き型のほかに、こちらの毛糸玉のようなノット型といわれる形も主流です。
なんだかお花っぽくも見える形には華やかさがありますね!
そして、フィンランドのシナモンロールは「コルヴァプースティ(korvapuusti)」と呼ばれており、この名前は直訳すると「つぶれた耳」!
言われてみれば、渦が横向きになっている形はつぶれた耳に見えなくもない・・・?(笑)
見た目だけでなく、北欧のシナモンロールにはシナモンのほかにカルダモンも使われており、より風味豊かなのも特徴です。
また、トッピングにはアイシングではなくニブシュガーと呼ばれるゴマ粒状の砂糖が。
サクッとした食感につぶつぶ砂糖のアクセント、そしてシナモンとカルダモンの風味、優しい甘さが口いっぱいに広がり・・・
と、想像していたら食べたくなってきた!北欧に行くまで待てない!!
という方は、ぜひこちらのレシピを参考に北欧のシナモンロールづくりにチャレンジしてみてください♪
シナモンロール
〈材料〉(10個分)
A:
- 薄力粉 350g
- ドライイースト 11g
- グラニュー糖 40g
- カルダモン(お好み)大さじ1/2~1
B :
- 牛乳 250cc
- 溶かしバター 80g
- 卵 1個
C:
- バター 50g (室温でやわらかくしておく)
- グラニュー糖 40g
- シナモンパウダー 適量
- 溶き卵 1個
- 打ち粉用小麦粉 適量
- 粒状の砂糖 適量(または細かく砕いたアーモンド)
作り方
1,Aの材料を全てボウルに入れて混ぜる。
2, 1にBを少しずつ加え、よく混ぜ、こねる。
3,べとつく生地がまとまり、手につかなくなるまでこねる。さらによくこねる。
4,3にぬれたふきんをかけ、2倍ほどにふくらむまで発酵させる。
5,発酵したら、生地を2つにわけ、打ち粉を広げめん棒で長方形に伸ばす。伸ばした生地の上にCの材料をバター、グラニュー糖、シナモンの順でかけ、巻いて成形する。
6,オーブンを225℃に予熱し、そのあいだに5を天板に並べぬれたふきんをかけ、少しおく。
7,オーブンが225℃になったら、6の表面に溶き卵をはけで塗り、その上に粒状の砂糖(または細かく砕いたアーモンド)をパラパラと散らす。
8,オーブンに入れ13~15分ほど、様子を見ながら焼く。
9, 焼けたらオーブンから取り出す。粗熱がとれたら、できあがり。