お風呂Life
頭のタオルには意味がある!
温泉でタオルを頭に乗せる...
これは、単にタオルの置き場所が無いからという理由ではなく、ちゃんとした意味があるのをご存じでしょうか?お風呂に入ると人の体には「静水圧」という圧力がかかります。
女性で約500kgの水圧が全身にかかります。これはお腹周りが3〜5cm縮むといわれるほど。
この静水圧は、血液循環を良くするため、重力の関係で下の方にいってしまった血液や体液による「むくみ」を解消してくれる効果があります。
しかし、血液が適度に流れることで全身の血液が頭にのぼりやすくなり、「のぼせやすく」なってしまうのです。
そこで、冷たいタオルが活躍します。
頭に置いて冷やすことで、「のぼせる」のを防ぐことができるのです。逆に、冬の寒い時期はお風呂では温かいタオルを乗せることで、脳貧血による立ちくらみの予防になります。
体は温まっているのに頭だけが冷えている状態になると、頭の血流が滞り脳貧血が起こりやすくなるのです。
そのため、頭を保温して温め血流を良くすることで、脳貧血を防ぐことができるというわけです。
頭の上にタオルを乗せて、今まで以上にお風呂や温泉を楽しんでいきましょう。■この記事は編集部&ライターの経験や知識に基づいた情報です。個人によりその効果は異なります。