手浴（しゅよく）とは、その名の通りお湯に手をつけて行う、入浴の中でも手軽に行える部分浴のひとつです。
足浴や半身浴に比べて耳にすることは少ないですが、身体への負担が少ないのに、全身浴と同じような血行促進やリラックス効果を得ることができ、体全体が温まります。

「手」だけで全身が温まるの？
と思った方もおられると思いますが、手には末梢血管が多くあるため、温めると全身の血行が良くなります。
また、手は心臓に近いため、お湯につかり温まった血液がすぐに心臓に届き、全身を早く温めることができるのです。
さらに、手浴中に手の指を曲げたりつぼを刺激しながらマッサージをしたりすることで、関節が柔らかくなり、関節拘縮（こうしゅく）の予防にもつながります。

全身の血行がよくなると、気分を落ち着かせる副交感神経を刺激し、心身を落ち着かせリラックス効果や快眠につながるので、寝る前にお気に入りの入浴剤や好きな香りのオイルをいれて手浴するのもおすすめです。

時間がないときや全身浴ができないときなどに手浴もうまく生活に取り入れて、快適なお風呂Lifeを過ごしてくださいね♪

■この記事は編集部＆ライターの経験や知識に基づいた情報です。個人によりその効果は異なります。