お風呂Life
7月の季節湯「桃(もも)湯」
以前の「お風呂Life vol27」でご紹介した通り、
日本には12ヵ月それぞれに季節の湯があります。
7月の季節湯は「桃(もも)湯」になります。
桃はバラ科サクラ属の植物です。
桃は中国が原産地で、日本に伝わったのは弥生時代ごろといわれています。
平安時代になると、水菓子と呼ばれ珍重されていました。
現在は、品種改良が盛んに行われ今では約100種類もの品種が生産されています。
桃の果実には食物繊維やカリウム、クエン酸などが豊富に含まれるため、
腸内環境を整える効果や疲労回復の効果もあります。
桃は、果実以外に葉や種、花と全てに効能があり、
捨てる部分が無いといわれるほど優れた植物です。
お風呂には、肌によいといわれる桃の葉を入れるのがおすすめです。
桃の葉には、解熱、殺虫などの働きがあります。
そのため、葉の煎じ汁はあせもや湿疹によいとされており、
桃の葉風呂や炎症を取る際に、桃の葉を煎じた汁を患部に使うことがあります。
お風呂に入れる場合は、
生の葉を適当な大きさに切り、布袋に入れ煮だし、
煮汁ごと浴槽に入れてご使用ください。
ぜひ桃の湯で季節のお風呂を楽しんでくださいね。
※本商品は桃を使用した商品ではございません。
参考:わかさの秘密