わかさのOshi-log(おしログ) わかさのOshi-log(おしログ)

わかさのOshi-log(おしログ)

【連載 Oshi-yoga】冷え予防におすすめストレッチ&ヨガ

寒くなると、「手足が冷たくて眠れない」「身体が冷えてだるい」と感じる方も多いのではないでしょうか。「冷えは万病のもと」という言葉があるように、冷えをそのままにしておくと、肩こりや頭痛、だるさなどの不調を引き起こす原因になります。冷えが起こる原因を知り、しっかり予防していきたいですね。こちらの記事では、冷えを予防するストレッチをご紹介します!


冷えが起こる原因


身体が冷える原因は、いくつもありますが、主な3つの原因は以下の通りです。

手足が冷えてる画像

①自律神経の乱れ

生活習慣が乱れたり、ストレスを抱えたりすることで、自律神経がうまく機能をしなくなります。自律神経は「交感神経」と「副交感神経」に分けられ、交感神経が優位になると血管が収縮し、身体が冷えやすくなります。

②ホルモンバランスの乱れ

女性ホルモン「エストロゲン」が低下することにより、自律神経が乱れ、体温調節がうまくいかなくなります。

③筋肉量の少なさ

体の熱の多くが筋肉によって作りだされるので、筋肉量が減ることで冷えやすくなります。


冷えの予防策


身体が冷えることで、肩こりや頭痛だけでなく、不眠やだるさを起こしやすくなります。また、免疫力が低下しやすく、風邪や感染症にかかりやすくなります。冷えを予防するためには、血行をよくしたり、自律神経を整えることが大切です。日常生活で取り入れやすい予防策を、3つご紹介します。

①身体を温める食事をとる

根菜類や発酵食品などを食べるようにしましょう。筋肉を維持し、体熱を生み出す「良質なタンパク質」もおすすめです。

②規則正しい生活習慣

自律神経を整えるためにも、規則正しい生活をしていきましょう。十分な睡眠をとったり、ストレスを回避していくことも大切です。

③適度な運動をする

筋肉量をアップすることで、冷えの予防ができます。特に、スクワットなどで下半身の筋肉を鍛えることがおすすめです。

スクワットの画像

普通のスクワットの方法
1.足を肩幅くらいに、爪先は少し外側に向けましょう。
2.息を吸いながら、お尻を突き出すように腰を落とします。
3.膝が90度に曲がったところで5〜10秒キープしましょう。
4.息を吐きながら、膝を軽く曲げた状態まで立ち上がります。


冷え緩和ストレッチ


脚の付け根には、「鼠径リンパ節」という大きなリンパ節があります。股関節まわりの筋肉をほぐすことで、血流やリンパの流れがスムーズになり、冷えの緩和が期待できますよ。

股関節ほぐしストレッチ

①両ひざを立てて座ります。両手を床におろし、両ひざを肩幅より広めに開きます。
②大きく息を吸って、ゆっくり口から吐きながら、両ひざを左に倒します。右のお尻が床から浮いても大丈夫なので、なるべく両ひざを床におろしましょう。

股関節ほぐしストレッチ

③息を吸いながら、両ひざを真ん中に戻し、息を吐きながら、両ひざを右に倒します。
④呼吸に合わせながら、左右交互に5回繰り返します。股関節まわりの筋肉がほぐれるはずです。

合せきのポーズ

①足裏を合わせ、両ひざを開きます。両手で足先を軽く握り、骨盤が後ろに傾かないように、背筋をグッと伸ばします。

スクワットの画像

②息を吸って、吐きながら、股関節から上半身を前に倒します。

スクワットの画像

③呼吸を止めず、30秒キープをします。
NG例
上半身を前に倒そうとしすぎて、背中が丸くなってしまうと、股関節まわりの筋肉がほぐれません。

スクワットの画像

◆身体が硬い人向けバージョン
背中をまっすぐしたまま、倒れるだけでオッケーです。

スクワットの画像

身体を冷やさないために、日々の生活でできることを取り入れていきましょう。
次回の「Oshi-log」では、冷えの原因のひとつである「自律神経の乱れ」を整えるストレッチをご紹介します。


プロフィール
oshi-log ページへ移動ボタン わかさのOshi-logトップページへ >
このページをシェアする!
  • LINEでシェアする
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする