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【眼科専門医に聞きました】 紫外線の季節到来!あなたのひとみは大丈夫?


健康なひとみの大敵である紫外線。あなたは十分に対策できていますか?
近年、紫外線の影響について少しずつ認知されてきましたが、ひとみへの健康意識はまだまだ不十分な方が多いといわれています。
そこで今回は紫外線の影響や、おすすめの対策法について、2つの医院で診療されている眼科専門医 浅野 浩一先生にお話を伺いました。

日光がまぶしい女性

紫外線を浴びるとどんな影響がありますか?


紫外線はひとみの老化を進め、白内障などの様々な眼病の原因になります。
また欧米の中途失明原因第一位の加齢黄斑変性は生活習慣のほか、紫外線も要因のひとつで、日本でも食生活の変化や生活習慣の乱れによって急増しています。

紫外線は目に見えない放射線の一種なので意識するのが難しく、自覚がないまま知らず知らずのうちに浴びすぎてしまっている方が多いのではないでしょうか。視覚はいつも光から情報を得ているため、目はほぼ無防備な状態で強い光にさらされてダメージを受けやすいのです。


紫外線対策としておすすめされている事はありますか?


患者さんにもおすすめしているのは緑黄色野菜などに含まれる、ルテインゼアキサンチンを積極的に摂る事です。
光のダメージからひとみを守ってくれる成分で、もともと存在していますが年齢と共に減少していくので意識して摂って欲しい成分です。
ですが、歳を重ねると食事量は減っていくため食事だけでは足りなくなることが多く、サプリメントなども活用して補っていくことが大切です。

緑黄色野菜

おすすめの紫外線対策
・小松菜などの緑黄色野菜に含まれるルテインやゼアキサンチンを摂る
・日傘だけでは地面からの紫外線の反射を防ぎきれないので一緒にサングラスをかける
 瞳孔が開きすぎないよう薄色レンズのサングラスがおすすめ
・帽子をかぶるときはツバの長い帽子がおすすめ


先生がご自身でされている紫外線対策はありますか?


夜、寝る時に暗くして寝る事ですかね。実は蛍光灯からも紫外線が出ていることをご存じでしたか?
寝ている時、人間のまぶたは閉じているので瞳孔は開いたままの状態になります。目をつむっているとはいえまぶたは光を通すので、明るい部屋で寝るということは瞳孔が開いた状態でずっと光を浴びている事になるんです。
夜寝る時は、目と脳をしっかり休めるためにも灯りを消してお休みくださいね。

暗い寝室で寝るイラスト
▼次回は今話題の「アイフレイル」について伺います。お楽しみに。
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浅野浩一先生の画像
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