お風呂Life
クーラー病にご用心
皆さん、クーラー病をご存じですか!?
クーラー病とは冷房病とも呼ばれている、冷房が効いた部屋に長時間いることや、
冷房の効いた室内と暑い室外を行ったり来たりすることで
体が順応しきれなくなり自律神経が乱れ、体に様々な不調が起こる事をいいます。
自宅のクーラーは自分で温度設定を変更できますが、オフィスやショッピングセンターなどで
「クーラーが効きすぎて寒い」と感じても、温度設定を自由に操作することが難しい場合もありますよね。
そんなクーラーが効きすぎている室内に長時間いると、体温をキープしようとして血管を収縮させ、
血流を抑えてしまう為、冷えに繋がるのです。
このような事が繰り返されると、自律神経が乱れ、気温差に体が付いていけなくなり、
体のだるさや頭痛、下痢、便秘など様々な体調不良が発生してしまいます。
またクーラーのかけすぎると空気が乾いてしまい粘膜が乾燥しやすくなります。
乾いた粘膜にはウイルスなどが付着しやすいので、そのまま夏風邪を引いてしまう。という事も。
手軽に出来る対策としては、ブランケットやカーディガンなどを用意する事。
特に下半身が冷えやすくなりますので、ブランケットを膝にかけることで寒さ対策が出来ます。
また、座りっぱなしでいると血行が悪くなるので、定期的に体を動かすことも大切です。
暑い日に激しい運動は禁物ですが、軽くストレッチやマッサージをするだけでも血行が良くなり冷え対策になります。
さらに、帰宅後はお風呂でしっかり温まる事がおすすめ。
ぬるめのお湯15分程ゆっくり浸かって体の冷えを取りましょう。
入浴には、血行を促進してくれる『わかさの温浴』がおすすめです。
「重炭酸イオン」が溶け込んだ41℃以下のぬるめのお湯に15分以上浸かる事で
体の芯からポカポカ温まってきます。
暑い日が続いたり、クーラーの効いた部屋に長時間いる事で体は疲労を蓄積していきますので、
こまめに寒さ対策をして今年の夏を元気に過ごし、秋冬に備えましょう。
■この記事は編集部&ライターの経験や知識に基づいた情報です。個人によりその効果は異なります。