Happy Rose Fan
6月はバラの季節♪バラの女王・ダマスクローズの魅力に迫る!
世界中に2万種ものバラがあると言われています。
その中で女王と呼ばれるバラがあることを知っていますか?
そのバラの名前はダマスクローズ。
一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
今回は、バラの女王・ダマスクローズの魅力を解説します。
バラの女王と呼ばれるわけ
ダマスクローズは、古くからある歴史的で香り豊かな品種であるオールドローズに分類される品種のバラ。
他のバラよりも濃厚で甘く気品のある香りを楽しめることから「バラの女王」と呼ばれているのです。「美の象徴」とも言われる古代エジプトの女王クレオパトラもこのダマスクローズを愛し、お風呂に浮かべたりして楽しんだそう。バラの女王という称号はふさわしいですね!
ダマスクローズが咲くのは20日間程度
ダマスクローズは5月下旬から6月上旬にかけて花を咲かせ、一年のうちたった20日程度しか咲きません。しかも気温が上がると花が開き、中の香気成分が外へ逃げてしまうので、収穫時期も早朝から日が昇りきるまでに限られています。そのわずかな時間で、ひとつひとつの花を丁寧に手で摘み取るのです。
ダマスクローズから採れたオイルはプラチナより高価!?
バラの花から抽出された精油のことを「ローズオイル」と言います。
香り高いダマスクローズから採れたローズオイルは、非常に貴重です。2600本のバラからなんと1gしか採ることができないのです。昔は「プラチナよりも高価」であると言われ、一部の裕福な人にしか手に入らなかったそう。現在でも、高級ブランドの香水などに使用されています。
愛らしいルックスの女王様
ダマスクローズは香り高い高級なバラですが、意外にも見た目は小さく愛らしいバラなのです。花の大きさは約7cm。片手に収まる大きさです。色は明るいピンク色で、美しいという言葉より「キュート」という言葉がピッタリのバラです。
ダマスクローズは、バラ好きの人にとって知っておいてほしい品種の1つです。
一度その香りを嗅いだら、魅了されること間違いありません。
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