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【連載 Oshi-yoga】自律神経のバランスを整えるストレッチ

「なかなか疲れがとれない」「よく眠れない」「気分が落ち込みやすい」。そんな不調を感じていませんか? もしかしたら、自律神経が乱れているのかもしれません。自律神経には「交感神経」と「副交感神経」があり、この2つのバランスが崩れると、不安やイライラ、頭痛や肩こりなど心や身体に不調が現れます。まずは、呼吸を整えるなど、日常生活の中でできることからはじめて、自律神経のバランスを整えていきましょう!


「交感神経」と「副交感神経」にわかれている自律神経


呼吸をする、体温を維持する、消化をするなど。生命活動の維持をするために、24時間働き続けているのが「自律神経」です。この自律神経は、自分の意志で動かすことはできません。

手足が冷えてる画像

自律神経は、「交感神経」と「副交感神経」にわかれています。交感神経は、活動をしている際に働き、副交感神経は、休んだりリラックスをしている際に働きます。日中は交感神経が優位に、夜は副交感神経が優位になることが好ましいです。
このバランスが崩れてしまうと、動機やめまい、しびれなどの症状が起こることがあります。


自律神経を整えるための4つの方法


ストレスなどの影響で、自律神経は乱れやすくなります。自分の意志で直接コントロールすることはできませんが、ストレス解消や生活習慣の改善によって、整えることはできます。日々の暮らしに取り入れやすい方法を4つご提案しますね。

手足が冷えてる画像

・ストレッチをする...身体を動かすことで、気持ちがスッキリします。
・呼吸を整える...深い呼吸をすることで、自律神経が整いやすくなると言われています。
・ぬるめのお湯に浸かる...湯船に浸かりリラックスをすることで、副交感神経が優位になります。
・寝る前に、スマートフォンやパソコン、テレビを見ない...たくさんの情報が入ってきてしまうと、交感神経が優位になってしまいます。


自律神経のバランスを整える腹式呼吸


ストレスや不安を抱えているとき、呼吸は浅くなりがちです。呼吸を深めることで、自律神経の「副交感神経」が優位になり、気持ちが落ち着きやすくなります。寝ながらできるので、1日の終わりに布団の中でやってみてくださいね。

①仰向けに寝ます。両手をお腹に軽く当てて、鼻から息を吸いながらお腹を膨らませます。

手足が冷えてる画像

②鼻から息を吐きながら、お腹をへこませます。鼻から息を吐くのが難しい方は、口から息を吐いても大丈夫です。息をしっかりと吐ききりましょう。

手足が冷えてる画像

③ゆったりと呼吸に合わせながら、お腹を膨らませたり、へこませたりしていきましょう。5〜10回ほど行います。


自律神経のバランス整える「キャット&カウ」


自律神経は、背骨まわりを通っています。背骨まわりの筋肉をほぐすことで、自律神経が整いやすくなると言われています。

①四つ這いのポーズをします。肩の下に手首、股関節の下にひざがくるようにしてください。

手足が冷えてる画像

②息を吸いながら、背中を丸めます。両手で床を押しながら、肩甲骨を開いていきます。骨盤を後ろに傾け、目線はおへそを覗き込み、背骨を丸くしましょう。
こうすることで、背中の筋肉が緩んできます。

手足が冷えてる画像

③息を吐きながら、目線をおへそから、真正面から斜め上方向に。腰あたりではなく、肩甲骨あたりの背骨を反らします。

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④呼吸に合わせながら、背中を丸めたり、反らしたりを5回ほど繰り返します。

寒暖差の大きい季節の変わり目は、自律神経が乱れやすい時期と言われています。体調を整えるためにも、意識して呼吸を整え、心と身体を健やかに保ちましょう。


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