心と体をやさしく整える「ローズオイル」の力とは？①

その香りだけで気分をふわっと明るくしてくれる「ローズオイル」。
実は、心を癒すだけでなく、体の健康をサポートする成分としても注目されています。
今回は、ローズオイルが持つさまざまな働きについて、体の面から詳しくご紹介します。

1. 整腸作用でお腹スッキリ

ローズオイルには、腸の働きを整える作用があるといわれています。
バラの本場・ブルガリアでは、昔から子どもがお腹をこわしたときに「ローズジャム」や「ローズシロップ」を食べさせるという習慣があり、紅茶に溶かして飲むことも民間療法として親しまれています。

腸内環境の乱れは、便秘や肌荒れ、さらには免疫力の低下にもつながります。ローズオイルを取り入れることで、腸の働きが穏やかになり、身体全体の調子を整えるサポートが期待できます。

2. 血流を促して、冷えや不調をケア

ローズオイルには、毛細血管を広げて血行を促進する働きがあるとされています。
血流が滞ると、手足の冷え、生理痛、月経不順、更年期の不調など、さまざまな症状を引き起こす原因に。特に女性にとって「冷え」は体のトラブルの元になりやすいものです。

ローズの成分がやさしく体を温めるように働きかけ、冷え対策にも効果的です。入浴時にローズの香りを楽しむのもおすすめです。

3. 心と体を整える、ローズオイルのその他の働き

ローズオイルには、体にうれしいさまざまな働きがあるといわれています。
• 自律神経を整える：緊張やストレスをやわらげ、心を落ち着けてくれます。
• 脳の活性化：香りが脳を刺激し、集中力や前向きな気分を高めるサポートに。
• 抗炎症作用：肌や体内の炎症をやわらげる働きがあるとされています。
• 免疫力の向上：バリア機能をサポートし、季節の変わり目にも負けない体づくりに。
• 抗菌作用：清潔を保ち、健康維持を助ける働きも期待されています。