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"日本三古湯"のひとつとして知られる名湯「有馬温泉」
"日本三古湯"のひとつとして知られる名湯「有馬温泉」(兵庫県神戸市)。
太閤、豊臣秀吉と妻である北政所(ねね)が揃って湯治に度々訪れていた場所としても有名です。
有馬温泉は「金泉」と「銀泉」という泉質があることで有名です。
「金泉」は鉄分と塩分を含み、赤茶色でとろりと濁った泉質で、
保湿効果や美肌効果があります。
元は無色透明ですが、空気に触れると酸化して独特の赤茶色に変化します。
また殺菌作用もあり、各種アレルギー性皮膚疾患や蕁麻疹、
傷、火傷にも効果があるようです。
「銀線」は炭酸を含んだ温泉とラドン泉を含む放射能泉の2つあり、
どちらも無色透明でやわらかな肌触りで、
体を芯から温めてくれます。
また金泉と違い飲むこともでき、
胃液の分泌を促すので、食欲増進にも繋がります。
療養泉が豊富な有馬温泉は、日頃の疲れを癒すのにぴったりです。
ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
参考:「若々」 2020年11月号
https://www.yukoyuko.net/yukotabi/archive/wu35329
(ゆこたび 有馬温泉の「金泉」「銀泉」、その泉質と効能を詳しく解説)