剪定とは、枝を切って樹形を整えることです。日光の投射や通風を良好にし、果実の品質を保ちます。
また、病害虫の発生を抑え、枝などの栄養成長と結実の生殖成長のバランスを保つためにも必要です。
基本的には、剪定のポイントは鉢植えでも、庭植えでも変わりませんが、鉢植え樹は、鉢で根の成長範囲が制限されているため、庭植え樹と比べて、樹勢が弱くて新梢の発生数が少なく、樹形が小型になります。
・枯れた枝、細くて弱い枝
・果実がついていても葉がついていない枝
・長さが5cm以下の短い枝、および下垂枝など
・長さが1m以上もあるような徒長枝
1.剪定前。弱々しい枝、交差枝、低い枝が多数。
2.剪定後。混み合った枝を間引き、また、発育枝（徒長枝）を切り返します。
