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メノコト職人 第一回「京たたみ」

季節のお悩み 梅雨時は目が疲れやすいって本当?

「メノコト職人」ではメノコトを考えるわかさ生活が京都という繋がりをご縁に「目」を使う
京都の伝統工芸の職人さんをご紹介します。

Profile

京もの認定工芸士 有限会社 太田畳店
太田 成樹さん(40代)

三代目 太田畳店代表家庭で使用する畳から、神社仏閣で使用される畳まで、幅広く制作を手掛ける。
また、海外でも畳の施工に携わり、日本の畳の魅力の発信も行う。

京都は古くから神社仏閣が数多く存在したこともあって、畳職人も多く、その技術も優れていました。時代の変化にともない機械による製造が主流となる中、今でも伝統的な手縫いによる高級畳が生産され続けています。
「メノコト職人」第一回目は太田畳店三代目代表で、一級畳製作技士の太田成樹さんに京たたみについてお聞きしました。

スマホやパソコンを使う時

京たたみとは

京たたみは地域商標登録にも選定されている、京都の伝統品の一つです。
京たたみと他の一般的な畳は何が違うのか知っていますか?
京たたみは指定された材料を使い、伝統的な手法(手縫い)で作られたもので、かつ京都畳商工協同組合の認定工場で製造されたものに限るんです。
つまり京都府の認定を受けた組合員しか作れないものなんですよ。
だから私たちは伝統の技を守っているという自負があります。

スマホやパソコンを使う時

寸法採りはとても大切なんです

製法についての大きな違いは、藁を手で巻いて縫いつけること、框に板が入っていることかな。
板が入っている分、丈夫なんですけど、並べたときに融通が効かないから厳密な寸法採りが必要なんです。
畳は敷き詰めたときの一体感が命なので。
縫い目の美しさも重要ですが、敷き詰めた時に隙間ができるのは最も避けたい。
だからミリ単位の精密さで仕上げています。
寸法を決めたり、畳表を切ったり、畳作りは点と点を合わせる細かい作業が多いんです。
そのせいか30代後半から少し見え方の衰えを感じて、『ブルーベリーアイ』を飲み始めました。
3ヵ月ほど続けたら視界が明るくなってきて、光の入り方が違うように感じたんです。それからはもう手放せなくなりました。
仕事の良き相棒として今後も愛飲していきますよ。

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