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賢い人はとっている⁉ティーブレイクの秘密

予定がぎっしり詰まった一日。「休憩している暇なんてない」と感じながら、気づけば夕方には頭が重く、やるべき事もはかどらずため息ばかり......。そんな経験がある方も少なくないのではないでしょうか。
そんな時にはぜひティーブレイク(お茶休憩)をおすすめします。ストレスを蓄積させず、午後のパフォーマンスを保つために、実は「休憩する」ことが重要な鍵になるのです。

紅茶を入れる画像

ティーブレイクは「さぼり」ではなく、脳のメンテナンス


人間の集中力には限界があります。一般的に、高い集中を維持できる時間は45〜90分程度といわれており、それ以上作業を続けると脳は判断力や創造性を発揮しにくい状態になっていきます。そこで大切になるのが、意識的に手を止める「ティーブレイク」の習慣です。

ただ席を離れるだけでなく、温かいお茶を一杯いれて、香りを感じ、ゆっくり味わう----この小さな儀式が、脳と感情をリセットさせます。視覚・嗅覚・味覚を「今、ここ」に集中させることは、一種のマインドフルネスとしても機能し、ストレスホルモンの分泌を穏やかにする効果が期待できます。

男女が笑い合う

ブレイクタイムに紅茶がおすすめな理由


ティーブレイクに紅茶を選ぶことには、科学的にも理由があります。
茶葉に含まれるアミノ酸の一種テアニンは、脳内でリラックス時に増えるα波を促す働きがあるとされています。コーヒーのように鋭く覚醒させるのではなく、落ち着きを保ちながら集中力を引き上げる「穏やかな覚醒」が紅茶の特徴です。

仕事の合間に紅茶を飲む習慣は、英国で長年続く文化でもあります。フルーティーな香りのフレーバーティーなら、嗅覚からも気分をリセットしてくれるため、より深いリフレッシュ効果が期待できます。

フレーバーティー

注目の研究が示す「マイクロブレイク」の力


近年、行動科学の分野で注目を集めているのがマイクロブレイク効果の研究です。マイクロブレイクとは、30秒〜5分程度の超短時間の休憩のこと。作業の合間に自然に挟む小さなリセットタイムですが、その効果はあなどれません。
マイクロブレイクをとることで活力増加、疲労の低下に関連するという研究も報告されています。(※1)

≪手軽にできるマイクロブレイク≫
視点リセット
パソコンやスマホ画面から目を離し、窓の外や5m以上先を眺めるだけ。眼精疲労の軽減と脳のモード切替に効果的です。
・深呼吸
大きく息を吸ってゆっくり吐ききります。これを2〜3回繰り返すだけで副交感神経が優位になり、自律神経を整えるのにも役立ちます。
・ストレッチ
両肩や首を大きく回したり、伸びをしたり。簡単な動きですが血流を促進し緊張をほぐします。

伸びをする女性

ティーブレイクの時間をつくるのが難しい方は、作業の合間にちょっとひといき手を止めるマイクロブレイクを試してみてはいかがでしょうか。

※1 PLOS ONE掲載のメタ分析研究(Albulescu et al., 2022)


休憩時間を確保するために用意したい
とっておきのスイーツ


忙しい手を止めるために、好きなスイーツやおやつを準備しておく事もモチベーションアップにつながります。
集中した後に甘いものが欲しくなった経験はありませんか?それは意志の弱さなどではなく、脳がブドウ糖を消費した結果の正直なサインなのです。
脳の唯一のエネルギー源はブドウ糖です。適量の糖分を補給することは集中力・記憶力・気分の安定につながるといわれています。

ただし血糖値が急上昇すると、その後の急降下(血糖値スパイク)で逆に眠気・だるさが増してしまうことも。血糖値スパイクを起こさないためにも、ドカ食い・早食いは避けるようにしましょう。

ビクトリアサンドイッチケーキ

一緒に無糖の紅茶を飲むのも効果的です。タイで行われた研究によると、紅茶を食事と一緒に摂ることで、食後の血糖値とインスリンの上昇が抑えられたと報告されています。(※2)
これは紅茶に含まれるポリフェノールが、腸で糖が吸収される速度を緩やかにするため。

ぜひ意識的にティーブレイクの時間をとって、午後の活力にしていきましょう。

※2 Butacnum A. et al., Asia Pac J Clin Nutr 2017

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