筋膜って何？

「第二の骨格」ともいわれている筋膜は頭のてっぺんから手足の先までネット上に体を包み込む組織を指します。筋膜のおかげで、体内の組織を正しい位置に保つことができます。
しかし冷えや運動不足、悪い姿勢などの影響により筋膜が縮んだりねじれてしまうことがあります。そうなると体のバランスが崩れ、コリや血行不良、冷えや、脂肪がつきやすい状態になってしまいます。
筋肉がスムーズに動くよう筋膜の滑りをよくし、ときほぐす必要があるのです。
筋膜リリースを行うことにより、筋肉の柔軟性を引き出し、関節の可動域を拡大します。

ちょこんとデスクの上に乗ってるブルブルくん。
大きなひとみでお仕事を応援

肩や首のコリを感じるときには、ブルブルくんマッサージボールをコロコロと動かします。
ピンポイントでコリの部分に押し付けてみてもいいですね。

背中や肩甲骨のコリ対策に、椅子の背もたれと背中の間にマッサージボールを入れて少しずつほぐしていきましょう。 背中をほぐすと首や肩も楽になります。
強い刺激が欲しい方は、床で仰向けになり張っているところを見つけたら力を抜いて体重をかけましょう。
そのままゆっくり深く呼吸を３～4回繰り返します。左右を変えて同様に行いましょう。
背もたれから覗いているブルブルくんがかわいい。

疲れている腕を圧をかけながらコロコロしていき、筋肉をほぐすことができます。
ボールをデスクの上に置いて､その上に腕を置き体重をかけるように転がすのもおすすめです。
太ももをほぐすと血行が促進され、冷え性対策にもなりますよ。

これはブルブルくんをいじめているわけではありません。
デスクの下で足裏をマッサージ。
足にはたくさんのツボがあります。マッサージボールでツボ押しをすることで、硬く縮んだ足裏の筋肉の柔軟性がアップし、血液やリンパ液の流れが良くなります。

マッサージボールを使用する上での注意点

●強くしすぎない
「痛くすれば効いている」「強くすればその分奥まで届く」と思って一生懸命コロコロしてしまうかもしれませんが、あまりにも強い刺激は筋肉や筋膜を傷つける可能性があります。
「痛い」と感じない程度の強さで行っていきましょう。

●長時間しない
必要以上の時間してしまうと、筋肉や筋膜を傷つける可能性があります。
一か所をほぐす目安は30秒×3セット程度を目安に行いましょう。

●骨や神経に気を付ける
筋膜ではなく骨に当てると痛いですし、特に頚椎や腰椎などは避ける必要があります。
痛みや違和感がある場所は無理して行わず、場所をずらして行うか、マッサージボールではなく指の腹でほぐすようにしましょう。

ブルブルくんのマッサージボールがデスクにあるだけで、少し気持ちも上がります。