栄養素って何なのさ?
免疫力アップにおすすめ!乳酸菌の驚くべき力
秋の気配も深まり、朝晩はひときわ冷え込むようになりましたね。
日中との寒暖差に体調を崩されている方も多いのではないでしょうか。
11月は、「体調を崩しやすい季節に摂りたい!免疫力をアップさせる栄養素」をご紹介いたします。
第1弾である今回は、腸内環境を整え免疫力をアップする「乳酸菌」です。
■腸内環境を整えることが免疫力を高める近道!
乳酸菌は、自然界のどこにでも存在する細菌で、その種類はなんと200種類以上ともいわれています。
人間の腸内には、約100種類の乳酸菌が存在し、さらに100兆個以上もの腸内細菌が住み着いていて、乳酸菌をはじめとする善玉菌と悪玉菌が常に争っているといわれています。
善玉菌が優勢だと腸内環境が整い免疫力が高まるため、善玉菌のひとつである乳酸菌を摂ったり、善玉菌のエサとなるオリゴ糖や食物繊維を摂ることが大切です。
■乳酸菌の種類
乳酸菌にもさまざまな種類がありますが、今回はその中の特に有名な3種類をご紹介いたします。
・ラブレ菌
京都の三大漬物のうちの一つである「すぐき漬け」から発見された植物性の乳酸菌です。強い生命力を持つため、生きたまま腸に届きます。免疫細胞を活性化させる働きがあるため、特に免疫力アップに効果的であるといわれています。
・フェカリス菌
人間の体内にもともと存在する菌です。一般的に乳酸菌は生きたまま摂ることが良いとされていますが、フェカリス菌は死んだ状態で摂り入れても腸内環境の改善、免疫力アップなどの働きが期待できます。
生きた状態・死んだ状態どちらで摂取しても、腸内環境を整えてくれます。
・ビフィズス菌
腸内での働きから乳酸菌として扱われていますが、正確には乳酸菌には分類されません。
人間の体内に存在する菌で、腸内環境を整える力が非常に強いことが特徴です。
■乳酸菌を摂るには?
ヨーグルトやチーズ、漬物や味噌などの発酵食品に乳酸菌は豊富に含まれています。
様々な食品を組み合わせることで、たくさんの種類の乳酸菌が摂れますよ。
また、乳酸菌が配合されている食品やサプリメントをうまく活用して、腸内環境を整えることもおすすめです。
免疫力を高め、寒さに負けないからだ作りをしていきましょう!
●ヨーグルトのレシピはこちら>[【乳酸菌レシピ】ヨーグルトムース]
●乳酸菌について詳しくはこちら>[乳酸菌の成分情報]