栄養素って何なのさ?
今が旬のぶどうはいいことがいっぱい!
日中はまだまだ暑いですか、朝晩は少しずつ過ごしやすくなってきましたね。
秋は美味しい食材がたくさん出回りますが、今回は、秋の代表的なフルーツのひとつ、ぶどうに含まれる健康成分や豆知識についてご紹介します。
■ぶどうに含まれる健康成分と働き
ぶどうには強い抗酸化作用を持つ、アントシアニンやレスベラトロールなどのポリフェノールを始め、ブドウ糖や果糖など様々な成分が含まれています。特にぶどうに含まれるブドウ糖や果糖の量は、果物の中でもトップクラスを誇るといわれているんですよ。
・アントシアニン...目の疲れによる、かすみやぼやけなどの予防・改善をする働きや、目の周りの血流を改善することで、眼精疲労を改善する効果が期待できるといわれています。
・レスベラトロール...しわやたるみなどの肌の老化を防いだり、肌の潤いやハリの維持に役立つといわれています。
・ブドウ糖、果糖...体内で素早くエネルギーに変わるという特徴があります。即効性のある優れたエネルギー源になると考えられているため、疲労回復にも役立ちます。
■ぶどうの白い粉の正体は?
ぶどうの表面に、白い粉がついているのが気になったことはありませんか?「農薬なのかな...」など、白い粉はない方が良いのかな?と思う方もいるかもしれませんが、実はとても大切なもので、この白い粉は、「ブルーム」と呼ばれています。これは病気や乾燥から実を守るためにぶどう自身が作り出すものです。そのため、ブルームがきれいについているぶどうは、新鮮であるという証なんですよ。
秋の夜長に読書をして目のお疲れが気になる方だけでなく、疲れが溜まっている方や夏に紫外線を浴びた肌はダメージを受けているため抗酸化力の強い成分が豊富なぶどうは特におすすめの食材です。
そのまま食べても美味しいですが、果皮や種子にはポリフェノールが多く含まれているので、ぶどうを丸ごと使ったジュースなどもおすすめですよ。
ぜひ旬のぶどうを美味しく食べてくださいね。
●ぶどうについて詳しくはこちら>[ぶどうの成分情報]