わかさのOshi-log(おしログ)
北欧の森から届く、大自然のめぐみ「ビルベリー」と未来のやさしい話
みなさんは「北欧の森」と聞いて、どんな景色を思い浮かべますか。
どこまでも続く深い緑。澄んだ空気。静かに空を映す湖。
そんな絵本のような風景の中で、ひっそりと実る小さな果実があります。
それが、ビルベリーです。ブルーベリーに似ているけれど、実は少し違う、北欧の森が育てた奇跡の果実。
その小さな一粒には、北の大地ならではの力強さと、自然の繊細なバランスがぎゅっと詰まっています。
わかさ生活では、創業以来、こうした自然の恵みが持つ魅力に目を向けてきました。
なかでも北欧の森に育つビルベリーは、『ブルーベリーアイ』の主原料。
私たちにとって特別な存在です。単に原料として見るのではなく、どんな環境で育ち、どんな自然の循環の中から届いているのか。
その背景ごと大切にしたい─そんな想いで向き合ってきました。
今回は、そんなビルベリーの魅力と、北欧の森で起きている小さな変化について、やさしくひもといてみたいと思います。
遠い国の森の話のようでいて、実は私たちの暮らし方にも、そっとつながっているお話です。
北欧の森に息づく、自然と寄り添う暮らし
スウェーデンやフィンランドをはじめとする北欧の国々には、土地の持ち主にかかわらず、誰もが自然の中に入り、その恵みを受け取ることができる「自然享受権(しぜんきょうじゅけん)」があります。
ただし、それは何をしてもいいということではなく、自然を傷つけないこと、そしてその場所で暮らす人への思いやりを忘れないことが大切な約束です。
森は特別な場所ではなく、人々の暮らしのすぐそばにある身近な存在。
北欧には、自然に敬意を払いながら、その豊かさを日々の中で楽しむ文化が息づいています。
休日には家族で森へ出かけ、木々の香りを感じながら歩いたり、季節のベリーやきのこ摘みを楽しんだり。そんな時間が、暮らしの中で大切にされているのです
落ち葉を踏む音。頬をなでる風。足元にふと見つける、小さな青紫の実。
そんな何気ないひとときの中に、北欧の人たちは豊かさを見つけてきました。
たくさん持つことよりも、自然の恵みを分かち合いながら楽しむこと。
その感覚が、北欧の森の美しさを守る土台になっているのかもしれません。
わかさ生活がビルベリーに惹かれてきたのは、その背景にある、自然とともに生きる知恵や、恵みを大切に受け取る文化に、深く共感してきたからです
北森に育つ"奇跡の果実"ビルベリーの秘密
ビルベリーは、北欧の森に自生する野生のブルーベリーです。
私たちがよく見かける栽培ブルーベリーよりも小粒で、背丈も低く、地面に近いところでたくましく育ちます。小さな実ながら、その存在感は格別。
特に印象的なのが、果実の中までしっかりと濃い青紫色をしていることです。
この青紫色のもとになっているのが、ポリフェノールの一種として知られるアントシアニン。
ビルベリーは、一般的な栽培ブルーベリーに比べてアントシアニンを約5倍多く含むことが知られています。
フィンランドでビルベリーは「mustikka(ムスティッカ)」。この名前は、フィンランド語の「musta(黒)」に由来するとされていて、ビルベリーの深い色合いを思わせます。実際に、果肉までしっかりアントシアニンが含まれているため、摘んでいるうちに指先が青紫色に染まってしまうほど。
果肉までアントシアニンを豊富に含むのは、北欧ならではの厳しくも豊かな自然の中で育ってきた証のひとつ。夏の北欧は、一日中体調が沈まない自然現象「白夜(びゃくや)」の影響で日照時間がとても長くなります。
植物にとっては、たっぷり光を浴びられる季節である一方で、強い光にさらされる厳しい環境でもあるのです。そんな中でビルベリーは、自らを守るためにアントシアニンを蓄え育ちます。
小さいのに、たくましい。まさに、森が育てた"奇跡の果実"。ビルベリーは、北欧の自然そのものを感じさせてくれる存在です。
美しい森は、実はとても繊細
毎年変わらないように見える北欧の森ですが、近年はその表情にも少しずつ変化が見られるようになってきました。
気温や雨の降り方、季節のめぐり。そうした自然のリズムがわずかに変わるだけでも、森に育つ植物たちには影響が出ることがあります。
たとえば、植物の育ち方がいつもと違ってきたり、花の咲く時期と虫たちの動きにずれが生まれたり......。
寒さから守ってくれるはずの雪の降り方が変わることで、芽吹きのタイミングに影響が出ることもあるといわれています。
ビルベリーもまた、そんな森のバランスの中で育つ果実です。
だからこそ、森の環境が少し変わるだけでも、実り方や収穫の安定にゆるやかな影響が及ぶことがあります。
すぐに何かが大きく変わるわけではなくても、環境が少しずつ変化していることは確かです。
こうした変化は遠い国の出来事ではありません。自然の恵みを受け取る側として、森の小さな変化にも、きちんと目を向けていたいと思います。
ビルベリーはますます特別な存在に
北欧の森で育つビルベリーは、その年ごとの気候や森の状態に大きく左右されます。
自然の恵みだからこそ、豊かな年もあれば、そうでない年もある。そして近年は、その"いつも通り"のありがたさを感じる場面が少しずつ増えてきました。
それは決して悲観的な話ではなく、ビルベリーがいかに自然に寄り添って生きる果実なのかを、あらためて教えてくれることでもあります。手軽に手に入るものが増えた今だからこそ、遠い北欧の森でゆっくり育つこの実の背景を知ると、一粒の見え方も少し変わってくるかもしれません。
私たちができるのは、やさしく想像すること
「自分にできることはあるのかな」遠い北欧の森の話を聞くと、そんな風に考えてしまうかもしれません。
たとえば、ものを選ぶときに、その背景に少しだけ思いを向けてみること。
「これはどんな場所で、どんな自然の中で育ったのだろう」そんなふうに想像してみるだけでも、見える景色は変わります。
そしてもうひとつは、身近な自然を大切にすること。そうした小さな感覚は、遠い森を思う気持ちにもつながっていきます。特別なことをしなくても、自然を"当たり前"と思わずに受け取ること。
それだけでも、未来へのやさしい一歩になるはずです。
北欧の森から受け取る、未来へのバトン
ビルベリーは、北欧の短い夏、澄んだ空気、白夜の光、そして森の静けさの中で育まれた、かけがえのない自然の贈りものです。
その一方で、そんな森もまた、自然環境の変化や社会情勢によっても永遠に同じ姿のままでいるとは限りません。その恵みを"当たり前"ではなく、"ありがたいもの"として受け取り、北欧の森から届く恵みへの感謝を忘れずに、お届けしていきたいと思っています。
『ブルーベリーアイ』を飲むとき、その向こうにある北欧の森を、少しだけ思い浮かべてみていただけたら嬉しいです。






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