よくあるご質問にお答えします!
目の疲れがとれないのはどうして?
毎日目薬をさしてドライアイや疲れ目には気を付けているし、ビタミン剤も飲んでいる。
でも、目の疲れがひどい。もしかしたらそれは、肝臓の疲れが原因なのかもしれません。
中医学(中国伝統医学)では肝は目に開竅(かいきょう)するといいます。これは、「肝の状態は目に現れる」ということ。
肝は、「血を蔵す(けつをぞうす)」「筋(きん)をつかさどる」といい、血液をためて全身に巡らせ、筋肉の動きをコントロールする働きがあります。
目の健康を保つためには、
(1)目や視神経へ十分な血液が流れること
(2)神経や筋肉が正常に働くこと
これらはいずれも肝と深い関係にあるため、肝機能の状態は目に現れやすいのです。
またストレスや睡眠不足からも目の疲れは生じます。自分の今の状態が目に現れるとも言えますね。
お酒も飲まないし肝臓への負担をかけるような習慣もないのに、目の疲れがひどい方は肝臓の疲れが原因かもしれません。
一度、血液検査を受けられることをお勧めします。
※東洋医学で「肝」は肝臓ではなく「血液を貯蔵し自律神経を整える」臓腑を、「血」は血液と精神を安定化させる作用をさします。
▼関連記事▼
和漢で心と体のバランスを整え、目も健康に!