わかさのOshi-log(おしログ)
乾きにサヨナラ!潤う習慣で印象アップを目指す

乾燥が気になるこの時期。
肌だけでなく「ドライアイ」が気になりますよね。
ドライアイは、不快感だけでなく瞳の表面を傷つけてしまうこともあります。
潤う瞳は、輝いて印象までよくするもの。
予防のためにも、室内環境や日頃の生活習慣から対策しましょう。
タ冬の室内環境を整える3つのキーワード

冬の寒さと乾燥は、瞳への負担が大きく、ドライアイを訴える人が増加します。
症状の改善のためには、室内の環境を見直すことも有効です。
1.風対策
風が直接目に当たっていませんか?
エアコンの風があたらない場所へ移動したり、風よけを置いたりしましょう。メガネを着用するのもおすすめです。
2.温度対策
室内の温度設定は、20~25度にしましょう。寒すぎ、暑すぎは目に負担がかかるので注意してください。
3.湿度対策

室内は40~60%の湿度を保てるよう、加湿器を利用しましょう。
卓上型加湿器は周辺の加湿ができるので、オフィスでの使用におすすめです。
日常生活のドライアイ対策ポイント10
ちょっとした習慣の見直しが、とっても大切!
知っていれば得する日常の対策ポイントをお伝えします。
1.コンタクトレンズの装着時間は短く

コンタクトレンズは、涙の水分と油分の両方に影響を与えています。
装着年数の長さとマイボーム腺の減少には相関関係があることもわかりました。
少しでも装着時間を減らしましょう。
2.パソコン使用時にもしっかりとまばたき
モニターを長時間見ているときは、まばたきの回数が激減したり、上下のまぶたをしっかり閉じていなかったりしがちです。
パソコンの位置を目より下にし、伏し目がちに見ることに加えて、意識してまばたきするよう心がけましょう。
3.涙によい栄養をとる
オメガ3(サバ缶、アマニ油など)、ラクトフェリン(ラクトフェリン入りヨーグルト)、ビタミンD(イワシ、鮭など)が涙によいことがわかっています。
食事に取り入れるようにしましょう。
4.カフェインをとる

コーヒーを飲むと目がさえる方は、ドライアイの改善にコーヒーが効果的。目安となるカフェイン量は300mg。
コーヒー約3杯に相当します。
5.肌の乾燥を防ぐ
ドライアイは、顔の肌の状態や乾燥度と関連しているとの研究データも。肌の保湿に気を配りましょう。
6.腹式呼吸で涙を出す

涙は副交感神経が優位なリラックス状態のときにでます。最も簡単に副交感神経を優位にする方法は、腹式呼吸。
4秒かけて息を吸い、6秒かけて吐く腹式呼吸を3分続けましょう。
7.運動習慣
運動には、代謝を高める、血流をよくする、体温をあげるなどの効果があります。
さらに、体を動かすことで気持ちがスッキリすると、副交感神経が優位になり涙が出やすくなります。
8.マスクを正しく着ける
マスクをすることで息が上に漏れ、涙が吹き飛ばされ「涙ドライアイ」に。
マスクは鼻や頬にフィットするよう調整し、目に息があたらないようにしましょう。
9.ゆっくりお風呂に入る

入浴は副交感神経を優位にし、体を温め、血流もよくします。湿度も高い空間なので、目に良いことだらけ。
入浴時に、ホットタオルで目もとを温めるのもおすすめです。
10.睡眠の質を高める
寝つきが悪い、睡眠時間が短い人にドライアイの人が多いことがわかっています。
食事や運動、入浴など生活習慣を改善しながら睡眠の質を高めましょう。
いかがでしたか?
お肌のケアと合わせて、瞳のケアも毎日の積み重ねが大事。
印象アップのためにも、ぜひ取り入れてみてください。
~こちらの記事は、健康マガジン『若々』2023年12月号「ドライアイのエキスパート有田先生に聞く!エビデンスに基づくドライアイ改善法」を再編集したものです~