わかさのOshi-log(おしログ)
【整体師監修】あなたの首は大丈夫?自己整体で首を整えましょう。
知らないうちに「首疲れ」していませんか?
長時間のデスクワークやスマホ操作で、いつの間にか首が前に突き出てしまっている...。そんな経験はありませんか?
首は、たった7つの骨で頭の重さ(体重の約1割)を支え、さらに重要な血管や神経が通る大切な場所です。本来は横から見ると緩やかなC字カーブを描いているのが理想的な状態ですが、日常生活の中で崩れやすいのも特徴。
悪い姿勢やストレス、さらには小さな習慣の積み重ねでも、首の位置は少しずつずれてしまいます。その結果、顔のむくみや二重顎、肩や首のこり、さらには頭痛や自律神経の乱れにつながることもあるのです。
美容面でも健康面でも影響が大きい首だからこそ、「正しい位置に戻すケア」が必要です。
今回は、誰でも簡単にできる首の自己整体ストレッチをご紹介します。
まずは、自分の首がどんな状態かをチェックしてみましょう。
首の状態を確認
1.背筋を伸ばして椅子に座る
2.ゆっくり顔全体で天井を見上げる
※背もたれのある安定した椅子を使用してください。
顎がどこまで上がるのか、誰かに見てもらったり写真・動画で記録すると客観的に確認できます。
首の後ろ側のストレッチ
正しい首のカーブを作るために、手で首のストレッチをしてみましょう。
首は7つの骨で形成されていますが、それを自己整体によって正しく整えてあげることで、首の動きを改善することができます。
① まず最初に手をこのような形にしましょう。
② 手をその形のまま首に当てます。
③ 肘を少し前に持っていきます。
④ 自分の指先に頭をぐっと押し付けるような感じで、上を向いていきます。その際に肘が上がらないように気をつけましょう。この状態で30秒ほどキープします。
⑤ もう一度天井を見上げて先ほどよりも上を見ることができるかチェックしてみる

★自分でうまくできない人は、誰かに手伝ってもらいましょう。
① 両肩に手を置く
② 真横に伸ばした中央部の骨あたりを探し、親指と親指で挟み、前に押すような感じで軽く圧力を加えていきます。
③ 座ってる人は押される力に合わせて顔を上げていく。30秒キープしましょう。

首の横側のストレッチ
首を左右に倒して、違和感を感じるかチェックしてみましょう。
① 首の横側のストレッチを始めていきます。まずは両手を首の横に当てます。
② 倒した時に違和感を感じた方向にまず首を倒していきましょう。
頭が自分の手に乗る様な感じでぐっと押していきます。30秒キープしましょう。
次に反対側にも倒して、15秒キープしましょう。
※ 注意
ストレッチをする時、力を入れすぎて首を締め付けないようにしてください。痛くなったり、気分が悪くなったらすぐに中止してください。
まとめ
首はまさに"頭を支える土台"であり、健康面にも美容面にも深く関わる大切な部位です。しかし、日々の姿勢や生活習慣によって、その位置は崩れやすくなってしまいます。そこで役立つのが、後ろ側のストレッチによる首のカーブの調整と、横側のストレッチによる左右バランスの改善です。どちらも道具を必要とせず、デスクワークの合間や就寝前に取り入れやすい方法なので、習慣化しやすいのが魅力です。自分の首の状態を定期的にチェックし、こまめに整えてあげることで、疲れにくくスッキリとした毎日を過ごせるでしょう。

わかさのOshi-logトップページへ >












