わかさのOshi-log(おしログ) わかさのOshi-log(おしログ)

わかさのOshi-log(おしログ)

疲れやすい、太りやすいは筋肉量低下のサイン?女性に知ってほしい早めのサルコペニア対策

ジーパンのチャックが上がらない

「最近なんだか疲れやすい」「気をつけているのに体重が増えやすい」―そんな体の変化を感じていませんか?
実はその背景に、筋肉量の低下が隠れているかもしれません。
もともと男性に比べ筋肉量が少ないうえに、女性は更年期には女性ホルモンの分泌が大きく変化します。これによって筋肉や骨を守る力が弱まり、体の不調が現れやすくなるのです。

加齢などが原因で筋肉量や筋力が低下する状態を医学的には「サルコペニア」といいます。
「サルコペニアなんてまだ先」と思う方も多いかもしれませんが、筋肉量のピークは20代から30歳頃まで。40代は筋肉の変化が始まる時期。そして50代・60代も含め、年齢を重ねるほどに"意識的な対策"が欠かせないのです。


気づかないうちに始まる筋肉量の減少


オフィスでパソコンを凝視する女性

なにもしなければ筋肉は年齢とともに衰え、自然に減っていきます。
そのスピードを早めてしまうのが生活習慣です。

✔運動不足や長時間の座りっぱなし
✔食生活の乱れからくるたんぱく質不足
✔極端な食事制限による糖質、たんぱく質の不足など

さらに、加齢に伴う女性ホルモンの減少も筋肉や骨を守る力を弱める大きな要因。
40代後半から更年期にかけては、この変化が加わることで筋肉量の低下がより目立ちやすくなります。50歳以降になると年間1~2%程度減少することがわかっています。
「夕方になると足がだるい」「階段を上ると息切れする」「買い物袋を持つと腕が疲れる」 そんな小さな変化も、筋肉量の減少が背景にあるかもしれません。


近頃耳にするサルコペニアって?


サルコペニアとは、加齢などが原因で筋肉量や筋力が低下する状態のこと。60代以降に診断されることが多いですが、その傾向は40代からすでに始まっています。

パンプスを脱いで指さきを揉む女性

気づくためのチェックポイント

□最近、太りやすくなった
□夕方に足がだるい・むくむ
□階段で息切れがする
□買い物袋を持つと腕が疲れる
□ペットボトルのキャップが開けにくい
□歩く速さが遅くなった気がする

当てはまるものはありましたか? こうした小さな変化も、筋肉量低下のサインかもしれません。放っておかず、早めに意識することが将来の健康を守ることにつながります。


筋肉量低下を防ぐ3つの柱


筋肉を守るために大切なのは「運動」「栄養」「生活習慣」の3つです。
この3点を意識して、筋肉量の低下を予防しましょう。

①運動

歩幅を大きくして歩く女性の足元

適切な筋力トレーニングを続けることで筋力を維持・増加させることは可能です。特別なトレーニングでなくても大丈夫。1日5分から始めてみましょう。毎日少しでも体を動かす習慣を持つことが、筋肉を守る大切な一歩になります。
・朝は歯磨きをしながらかかと上げをする
・日中は通勤や買い物の道を少し遠回りして歩く、歩幅を大きくする
・夜にストレッチで体をほぐす
そんな小さな積み重ねでも効果はあります。筋肉は年齢に関係なく、いくつになっても鍛えることができるのです。

②栄養

肉魚卵乳製品などたんぱく質豊富な食材

肉や魚、卵、乳製品のような動物性たんぱく質と、豆腐や納豆などの植物性たんぱく質を3食バランスよく摂ることがポイント。
さらに、ビタミンDやカルシウム、鉄分、そしてたんぱく質の代謝を助けるビタミンB6を意識すると効率的にたんぱく質を補うことができます。
ダイエットの目的などで糖質を控える人がいますが、糖質が不足するとカラダはエネルギー源としてたんぱく質を分解してしまうので要注意。極端に何かを減らしたり、増やしたりするのではなく、バランスよく食べることが筋肉維持にも大切です。
朝はたんぱく質が不足しがちなので、朝食では特に意識してたんぱく質をプラスして摂るように心がけましょう。

<たんぱく質と一緒に活躍する栄養素>

ビタミンD:筋肉の働きを活性化したり、筋肉量の減少抑制に関係すると考えられている。また、カルシウムの吸収を助けて骨を強くし、間接的に筋肉量の増加をサポート。
⇒鮭・きのこ類

カルシウム:相互に補完しあって丈夫でしなやかな骨をつくる。
⇒牛乳・小魚・小松菜など

鉄分:動物性たんぱく質と一緒に摂ると鉄の吸収が高まる。
⇒赤身肉、レバー(たんぱく質と鉄が一緒に摂れる)・岩のり・いんげん豆・ひじきなど

ビタミンB6:たんぱく質代謝を助ける必須栄養素。たんぱく質の摂取量に合わせて必要量が増える。
⇒マグロ、カツオ(たんぱく質とビタミンB6が一緒に摂れる)・バナナ・にんにく・玄米など

③生活習慣

カーテンを開けて朝日を浴びる女性

質の良い睡眠は、筋肉の修復に欠かせません。
成長ホルモンの分泌が高まる眠りはじめの深い睡眠中に筋肉の修復が行われます。
入眠をスムーズにするためにも、ベッドに入る1時間前の入浴を心がけてください。入浴のポイントは、41℃以下のぬるめのお湯に15分程度浸かっててリラックスすること。深部体温が上がると体温が下がるタイミングで眠くなるのです。
目覚めたらカーテンを開けて朝日を浴び、体内リズムを整えましょう。睡眠の質をアップのためのおすすめの習慣です。

日光浴は、たんぱく質の合成やカルシウムの吸収を助けるビタミンDを体内で作り出してくれます。1日に15分程度、日光を浴びることを意識しましょう。


続けられる工夫で無理なく習慣化


健康づくりは「続けること」が一番大切です。完璧を目指す必要はありません。スクワットを5回だけ、納豆を1パック追加。そんな小さな工夫でも積み重ねれば効果があります。自分を褒めながら、続けやすい方法で気持ちよく続けることが何よりのコツ。家族や友人と一緒にできる範囲で始めてくださいね。


年齢を重ねた今こそ「早めの一歩」を


サルコペニアは「高齢者の問題」と思われがちですが、筋肉の減少は40代からすでに始まっています。そして、年齢を重ねるほどに"意識的な対策"が欠かせません。
シンプルな習慣を少しずつ取り入れることが、未来のあなたを支える最大の投資です。今日からできる小さな一歩が、未来の大きな安心に。どうか無理のないペースで、早めの対策を始めましょう。

oshi-log ページへ移動ボタン わかさのOshi-logトップページへ >
このページをシェアする!
  • LINEでシェアする
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする