ブルーベリーの管理方法 季節に応じたブルーベリーの管理方法をご紹介します

4月の管理方法

気温が急激に上昇する4月。ブルーベリー樹は休眠期から成長期へと移行の時期。
花芽は開花し、葉芽は花芽より遅れて発芽し、地温の上昇に合わせて、根の活動も活発になります。
また、3月下旬から4月上旬にかけて挿し木(休眠枝挿し)を行います。

水やり

4月は比較的降水量が多いですが、細根が伸びて吸水活動を始めているので、土が乾燥したら水やりを行います。鉢植えの場合、水の量は鉢全体の容量の20%を目安にします。庭植えの場合、成長期間(4~10月)中における水の量の目安は、幼木(植えつけ後1~2年)は、1樹に1日1~2L、若木(植えつけ後3~5年)は、1樹に1日3~5L、成木(植えつけ後6~7年以上で樹高が2m、樹冠幅が2m以上の大形の樹)は、1樹に1日6~10L。水やりの間隔は、長くても5日に1回は与えるようにしましょう。

除草

気温の上昇とともに雑草が増えてきます。
雑草の根は、ブルーベリーの根より伸長力、養水分吸収力が強く、ブルーベリー樹の生長を妨げるため、雑草は若いうちに摘み取りましょう。

病害虫の防除

4~10月までのブルーベリー樹の成長期間中、芽、枝、葉、花、果実、根とあらゆる器官が、病気や害虫の被害を受けます。しかしブルーベリー樹は他の種類の果樹と比べると、その被害が少ないのが特徴。害がみられたり、寄生している害虫などは、被害にあった枝や葉ごと取り除きます。

4月、小花が次々と開花して満開を迎えます。

その他のポイント

『受粉しやすい環境に整える』

ブルーベリーは他家受粉によって結実率が高まり、果実が大きくなって成熟期が早まります。鉢植えの場合は、開花期間中、強い風が当たらない、日当たりの良いところに移して並べておきます。

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