健康お買い物マガジン「わかさ生活 夏特別号」
わかさレポート_祇園祭
京都の夏といえば､
日本の三大祭りの一つである｢祇園祭｣です
きらびやかで豪華な装飾を施した山鉾が､京都の街中を練り歩く｢山鉾巡行｣｡
数ある山鉾の中で最も古くになぎなたぼこ創建された｢長刀鉾｣は､わかさ生活本社の目の前に建ち､山鉾巡行で先頭を飾る鉾としても知られています｡
長刀鉾町に本社を置くわかさ生活は､｢長刀鉾町町内会｣に所属しています｡
長刀鉾町には住民がいないため､長刀鉾町に住所がある企業45社で町内会を動かします｡
そのうち8社が｢役員企業｣と呼ばれ､町の中心の役割を順番に担います｡｢役員企業｣の中から毎年1社が町内会長を担当｡
その前年は副会長､翌年は前会長として､長刀鉾保存会の役員評議員に登記されます｡非常に身が引き締まる思いがします｡
なぎなたぼこ
長刀鉾
長刀鉾は､山鉾巡行の先頭を務めます｡
また､長刀鉾には人形ではなく､少年いきちごの生稚児が禿と共にして搭乗します｡
長刀鉾の稚児が刀を振り下ろす｢しめ縄切り｣は､祇園祭の見どころのひとつです｡
毎年大人気の長刀鉾ちまき
ちまきといっても食べるちまきではありません｡
お祭りの時にだけ配られる厄除けのお守りで､玄関先に飾り､一年の無病息災を祈ります｡
地域密着のお手伝い
祇園祭開催中､従業員は早朝にゴミ拾いをしたり､祇園祭グッズの販売を行ったりしています｡
辰巳です｡
辰年の2024年に町内会長に就任しました!
人生で一度しかできないような貴重な体験をさせてもらっています
長刀鉾町町内会の会長は7年に一度順番が回ってきますが､今年がわかさ生活の番｡
他社さんは支店長や役職のある方が担う役割なのですが､｢人懐っこくて元気な辰巳くんが適任!｣と､僕が選ばれたんです｡
こんな若造がですよ!長刀鉾町町内会最年少の町内会長になりました｡昨年は副会長として参加していたので､役員企業の役割も少しはわかっていましたが､会長という役割の重みは想像以上にズッシリ｡
人生でなかなか経験できない､濃密な時間を味わいながら過ごしています｡
町内会長の役割の一つに様々な集まりの取り仕切りがあります｡祇園祭を筆頭に節分祭､納涼会､総会など年中行事がたくさんあるんです｡総会の会場は､京都でも有数の料亭｡一人では絶対に行けないような会場を手配するのは緊張しますね｡総会が終わると請求書の処理をしたり､収支報告をしたり｡町内会費の集金も会長の役割で､町内会の通帳をお預かりするんですが､もうドキドキです｡イベントの規模も大きいのでしばらくてんやわんやしています｡行事以外にも勉強会に参加するなど､忙しい日々が続きますが､社内の仲間に手伝ってもらいながらなんとかやっています｡
祇園祭当日は､役員だからこそ行ける場所や見える景色があります｡去年は祭りの装束を着させていただいたり山車に上らせていただいたり､初めて経験することばかりでとても楽しかったです｡とにかく暑くて大変な時間もありましたが､内側から見る景色は圧巻でした｡いつかこの体験をお客さまにもゆっくり聞いていただけたら嬉しいですね｡
