普段、あらゆるものを目で見て生活をしている私たちは外からの情報の8割以上を視覚から得ているのだそうです。

だからこそ、目の健康はとっても大事なわけですが
「自分は目が見えているから大丈夫」だと思っていませんか？

両目で見て大丈夫でも、片目で見ると？

目は片目だけで見ると必ず見えない部分があるんだそうです。
その見えない部分は「マリオット盲点」と呼ばれている視神経が眼球を出る部分です。

マリオット盲点を確かめよう！

まずは画面から40cmほど離れてください。
左目を隠しながら、右目で左の●をじっと見てください。
そのまま近づいていくと、右の×がきれいに消えるところがあります。
これがマリオット盲点（片目では見ることのできない部分）です。

スマートフォンなど小さな画面で分かりづらい場合は
紙に15cmほど間隔を開けて丸を描いて確かめてみてくださいね。

両目で見えているからといって「問題なし」と思うのはご用心！

ふだん両目で見ている時は、
左右の目がお互いに足りないところを補い合ってモノを見ているため
見えないはずのマリオット盲点も「見える」と感じています。
そのため、片目ずつ検査をしないと視野に異常があるかどうかは分からないんです。

特に緑内障や加齢黄斑変性は片目ずつ発症することが多いので
時々、片目をつむって見え方チェックをしてみてくださいね。