食欲の秋と言えば、皆さんは何を思い浮かべますか？
【秋の味覚といえば？】というアンケートで1位に選ばれた食材は「秋刀魚」だったという調査結果があるそう。
今回は、そんな秋刀魚の栄養素について簡単にご紹介します。

◆ 秋刀魚に含まれる栄養素って？

秋刀魚などの青背の魚には、DHAやEPAが豊富に含まれています。
DHAやEPAは不飽和脂肪酸といい、ひと言で説明すると「血液をサラサラにする油」。
常温で固まりにくいので体内でも液体のままというのが特徴です。
特にDHAは100gあたり1,400mgも含まれているんですよ。

◆ DHAが血液をサラサラにするワケ

DHAには中性脂肪を減らし、HDL(善玉コレステロール)を増やす働きもあります。
それに加えて血管をしなやかにする働きがあるため、勢いよく血液が流れても血圧が高くなるのを防いでくれます。
これらの働きにより、血流を改善し、動脈硬化や高血圧などの予防効果が期待できるのです。

◆ 記憶力にもいいDHA

DHAは「脳の栄養素」とも呼ばれており、脳を活性化する働きがあります。
脳には有害な成分が入らないようにするために、脳内に入れる成分と入れない成分があります。
DHAは脳内に入れる成分で、記憶や学習機能を向上させるのに必要不可欠な成分です。

脂ののった旬の秋刀魚を食べてDHAを摂ってみてくださいね。

●DHAについて詳しくはこちら＞【DHAの成分情報】