北欧・駐在員からの便り
カフェも本も楽しめる北欧の本屋さん♪
今回ご紹介する「Akademibokhandeln(アカデミーブックハンデン)」は、スウェーデン国内に100店舗以上を展開する、スウェーデンを代表する書店です。
訪れたのは年に1度の「Bokrea(ブックレア)=本のセール」直前ということもあり、店内に入ってすぐのところにはセール予定の本が山積みに。
すでに本にはセール価格のシールが貼られ、セール開始を予告する紙もあちこちに貼り出されていました。
専門書も多く取り揃え、本の著者によるサイン会や講演会も開催される大型店ということもあり、店内はかなり広々。
座ってゆっくり本を読むスペースもあります。
こちらは観光本コーナーに並ぶ英語で書かれたスウェーデンについての本。
右側の本は、「多すぎず少なすぎず、ちょうどよい」という意味の「Lagom(ラーゴム)」というスウェーデンの概念について書かれた本です。
スウェーデンのおいしいレストランの情報をまとめた本は観光の情報収集にも。
画集や写真集は旅の思い出として買うのもいいですね。
中段に並ぶのは女性初・スウェーデン人初のノーベル文学賞受賞者として名高いSelma Lagerlöf(セルマ・ラーゲルレーヴ)による本。
すべてスウェーデン語ですが、飾りたくなるような素敵な表紙に思わず惹かれます。
もちろん雑誌のコーナーも。
おしゃれな北欧インテリアの雑誌はお土産にも喜ばれそうです。
本以外にもぜひチェックしていただきたいのが雑貨。
ボードゲームやパズルが並ぶコーナーや、たっぷり本を入れられるようマチ付きで丈夫なつくりのトートバッグはAkademibokhandelnのオリジナル。
カラフルなプリントがかわいいですね!
レジ横に並ぶギフトカードも要チェック。
「Grattis(グラッティス)=おめでとう」といったスウェーデン語が書かれたカードは、スウェーデンに来たからこそ買えるアイテムです。
店内はカフェもあるので、観光途中の休憩にもおすすめです。
実はこちらのカフェ「K-märkt Epicenter(コーメルクトエピセンテル)」のパティシエは、ノーベル賞晩餐会で出されるデザートを何度も担当されていて、実際に晩餐会で出されたものと同じデザートをいただくことができます。
Akademibokhandelnはストックホルム市内だけでも11店舗あります。目印は赤い「A」の看板。
もちろん、並んでいる本のほとんどはスウェーデン語の本になりますが、料理本や絵本などは見ているだけで楽しく、また雑貨などもチェックしてみるとおもしろいですよ。
旅行途中に立ち寄って、ぜひスウェーデンの本や雑貨をチェックしてみてください。