北欧・駐在員からの便り
白樺の雑貨
こんにちは!朝晩は冷え込む日も増えてきましたが、体調を崩したりしていませんか?
今回は前回お伝えしたフィンランドの国樹でもある「白樺」を使った雑貨についてお伝えします。
●フィンランドの白樺雑貨
・バスケット
フィンランドの市場には白樺で作った雑貨が沢山あります。白樺のバスケットはお気に入りのテーブルクロスを敷いてパンを置くだけで、とても暖かな気分になります。 また、ビルベリー摘みにも最適で北欧のライフスタイルには欠かせないアイテムの一つといえるでしょう。
・ククサ
ククサ(KUKSA)とは、フィンランド北部ラップランドに住んでいたサーメ人に古くから伝わる、白樺のコブをくり抜いて作られる手作りのマグカップです。
材料となるバハカと呼ばれる白樺のコブは、十分な大きさに育つまで30年、小さなコブでも10〜15年ほどかかるため、採れる量に限りがあり、貴重な品でもあります。
使う人の幸せを願いながらひとつひとつ丁寧に作られた手作りのククサは、「贈られた人は幸せになる」と言い伝えられており、出産祝いや結婚祝いなどのプレゼントに選ばれることも多くあります。
ミルクやコーヒー、スープはもちろん、お酒が好きな方はブランデーを注いでいただいて、ゆっくりとククサとのひとときを。
・ヴィヒタ
サウナに入っている時に小枝を束ねたヴィヒタ(ヴァスタ)で身体をたたく風習があり、このヴィヒタに白樺の葉束を使っています。
葉束でたたくことで新陳代謝が良くなり、身体がポカポカしてきます。また香りが良く、美容効果もできるそうです。
・オーナメント
白樺の切り株に穴を開け、オーナメントとして使用します。実際フィンランドのワークショップでわかさHappy隊※の皆さまと一緒にオーナメント作りにチャレンジしました。
詳しくは来週の記事でお伝えしますのでお楽しみに!
※わかさHappy隊...商品を愛飲していただいており、わかさ生活のファンでいてくださるお客様のこと。