北欧・駐在員からの便り 北欧・駐在員からの便り

北欧・駐在員からの便り

驚くべきフィンランドのサウナ文化

驚くべきフィンランドのサウナ文化
フィンランドは北緯60度から70度に位置し、夏は白夜(太陽が沈まない日)がありますが、反対に冬は極夜といって太陽が昇らない日があります。
また、緯度が高いため、冬は平均気温がマイナス10度以下にもなる地域もあります。

そんなフィンランドではサウナの文化が強く根付いており、一家に1つのサウナがあるほど。今回はフィンランドならではの「サウナ文化」についてご紹介します。

フィンランド発祥のサウナ「ロウリュウ」
ロウリュウとはサウナの炉にアロマ水をかけ、高温の蒸気によってサウナ室の温度が上昇し、結果として体感温度が上昇し、より一層暑さを感じる入浴方法です。
サウナ文化の根付いているフィンランドの公共のサウナでは暗黙の了解で「サウナに水をかける人」「サウナの釜の蓋を開ける人」がいるそうです。

本場フィンランドのサウナ文化
フィンランドは一家に1つはサウナを持っているサウナ大国です。
サウナは「健康のため」にはもちろん「コミュニケーションの場」としても利用されており、会議の場として使われることもあるとか。

また、フィンランドでは休暇日に湖畔近くにある別荘のコテージで過ごす習慣がありますが、そこにもサウナは当たり前のように設置されています。
トレーニングジムやホテルなどはもちろん、フィンランド大使館やヘルシンキの国会議事堂、さらにはヘルシンキ空港のラウンジにもあります。
フィンランドにあるサウナの数はなんと200万個以上にものぼり、フィンランドの湖の数の約18万個を大いに超えています。

サンタクロース村のサウナ
サンタクロース村のサウナ北欧研修へ行った際にサンタクロース村のコテージに宿泊しました。コテージ内には2~3人ほど入れる小さなサウナに桶と柄杓が設置されていました。
見よう見まねでロウリュウに水をかけ、体温の上昇を感じつつもリラックスして過ごすことができました。また、サウナから上がってからは外のベンチに腰をかけ、冷たい空気を感じて心地よいひとときとなりました。
皆さんもフィンランドへ行かれた際には本場の「フィンランド式サウナ」をお楽しみくださいね。


日本においても岩盤浴施設やスーパー銭湯など様々な場所で「ロウリュウサウナ」が導入されていますので、ぜひ探していってみてください♪

わかさ生活のWebサイト「北欧生活」では変わったサウナについてご紹介していますので、ぜひご覧ください。
北欧生活「変わったサウナ」はこちら

**********

☆情報サイト「北欧生活」はこちら!

photo_10.jpg

このページをシェアする!
  • LINEでシェアする
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする