ここではローズの香りの楽しみ方を紹介します。

香りと癒しの深い関係

香りでストレスケア

現代人は多くのストレスを抱えているといわれています。肌荒れ、うつなど心身の不調のサインは「脳の疲労」からきています。脳は本来、心と身体に正しい指令を出していますが、大きなストレスがかかるとバランスを崩し、脳の「考える」部分(大脳新皮質)と、「感じる」部分(大脳辺縁系)の連携がうまくとれなくなってしまいます。

バランスを崩さないためにも、「脳の疲労」をリセットしてあげることが必要です。そこでおすすめなのが、香り嗅ぐことです。「感じる」部分(大脳辺縁系)にダイレクトに働きかけてくれるので、脳のバランスを整えてくれます。ぜひ香りを健康に役立ててくださいね。

ストレスを感じた時のケア

元気を取り戻したい

憂鬱なときはハンドバスで気分を上げましょう。ハンドバスでローズの香りを楽しむと気分転換になる上に、両手をお湯で温めることでホッとして安らかな気分になります。

  • 適温のお湯をいれた洗面器にエッセンシャルオイルを1~2滴いれ、よくかきまぜてから10分程手首までお湯につけます。
  • オイルだけでなくドライハーブを用いるのもおすすめです。ドライハーブを使う時はハーブ10gに熱湯をそそぎ5分ほどして、ハーブの色(ハーブエキス)がでたら水を加えて適温にしてから行いましょう。
  • ローズの精油を木綿のハンカチに一滴垂らして香りを吸い込むのも効果的です。外出先などで手軽に香りを取り入れたい時におすすめです。

ローズ以外にオレンジ・ベルガモット・グレープフルーツ・ジャスミン・ローズウッド・クラリセージの香りもおすすめです。

熟睡できない

頻繁に目が覚める、寝足りない、起きるとだるいという方は寝る前にリラックスして睡眠の質を高めましょう。

  • ローズの香りのアロマバスに入ると体の巡りが良くなり、ぬるめのお湯に精油を数的垂らして浸かりましょう。

ローズ以外に、カモミール・オレンジ・イランイラン・ラベンダーの精油もおすすめです。

イライラする

怒りっぽくなっている時やイライラしている時は、香りで興奮を抑えましょう。

  • 紅茶にローズジャムを溶かして飲むと、ローズの香りがイライラを抑えて心を落ち着かせてくれます。ローズオイルはお店や通信販売で購入することができます。

ローズ紅茶以外に、アロマポット(オイルウォーマー)でヒノキ・ラベンダー・ゼラニウム ミルラ・ネロリ・マジョラムの香りで芳香浴をするのもおすすめです。

Hachette Collections Japan K.K. 発行
「リラックスアロマテラピー」蓬田勝之 著
「薔薇のパルファム」株式会社求龍堂

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