わかさ生活

レスベラトロールの美容・効能

レスベラトロールの美容効果

ターンオーバーを正常化し、美肌に導く

人間の体は約60兆個の細胞からできていて、その細胞が生まれ変わりを繰り返すことで、若々しさを保つことができます。
細胞の生まれ変わりは、肌の美しさに大きく関わります。
肌は、表面に近いところから表皮・真皮・皮下脂肪組織という3つに分けられます。表皮で起こる細胞の生まれ変わりを新陳代謝(ターンオーバー)といいます。表皮で生まれた細胞が表面に押し上げられ、最後に垢となって剥がれ落ちるまでが約28日間であることが理想的なターンオーバーの周期だといわれています。
しかし、年齢とともに、細胞の生まれ変わる機能は低下し、ターンオーバーが正常に行われなくなり、肌細胞の入れ代わりの周期も乱れます。そのため、40歳代では、40日程かかるともいわれており、生まれ変わった新しい細胞より、古い細胞の残る割合が多くなってしまいます。これが老化です。
レスベラトロールは、そんな細胞の生まれ変わりを助ける、ターンオーバーを正常化し、理想的な周期に近づけます。それにより元気で若々しい細胞がつくられ、美肌に導いてくれます。

ターンオーバーの仕組み

ターンオーバーが乱れた肌 → 理想的なターンオーバー

肌の潤いと弾力の維持、シワの予防

肌は適度な弾力と強度をもっていますが、これは、肌の真皮に存在しているコラーゲンとエラスチン、水分を保持しているヒアルロン酸などのムコ多糖類[※]によって構成されています。肌の真皮は、真皮全体の約70%を占めるコラーゲンで網の目のように張り巡らされています。その網の目部分を結び付けるように支えているのがエラスチンです。エラスチンは真皮全体の約5%程しか含まれていませんが、コラーゲン同士を結び付け、肌を内側から支える重要な働きをしています。
真皮のエラスチンとコラーゲンによる網目状の構造がしっかりとしていることと、その間を埋めているヒアルロン酸が十分な水分を保持していることによって、肌のハリや弾力が保たれます。

肌に紫外線があたるなどして炎症が起きると、コラゲナーゼ、エラスターゼ、ヒアルロニダーゼという酵素が活性化され、それぞれがコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を分解してしまいます。分解され、バランスが崩れると肌の潤い、弾力がなくなり、シワやたるみの原因となります。レスベラトロールはそれら分解酵素の活性を抑える効果を持っており、肌の潤い、弾力の維持、シワの予防効果が期待されています。
※ムコ多糖類は、細胞と細胞をつなぐ役目をしています。皮膚や間接、内臓などに存在します。

シミの予防

シミとは皮膚の中で発生したメラニン色素が表皮に沈着した薄黒い斑点のことです。シミの原因にはストレス、睡眠不足、年齢によるものなど様々ありますが、最も大きな影響としてよく知られているのが紫外線です。
紫外線を浴びると、肌の奥の方で「チロシナーゼ」という酵素の働きが活発になります。チロシナーゼはメラノサイトを刺激し、メラニン色素がつくられます。このメラニンがシミのもとになります。
レスベラトロールにはチロシナーゼの働きを抑制する効果があります。チロシナーゼの働きが抑えられることによって、メラノサイトの働きも抑えることができるため、シミの元となるメラニンが過剰につくられることを防ぐことができます。

肌荒れ予防効果

レスベラトロールには抗炎症作用があります。これは、炎症を引き起こすNF-κB [※]という転写因子をレスベラトロールが抑制する働きをもっているためです。
NF-κBは紫外線や細菌の影響で活性化されますが、レスベラトロールはNF-κBの活性化を抑え、できものやかゆみ、発赤を抑える効果が期待されています。
※ NF-κB(nuclear factor-kappa B)

ニキビ予防効果

レスベラトロールは、ニキビの発症・悪化にかかわるアクネ菌の増殖を抑えることがわかっています。
抗炎症作用と野で相加作用でニキビの発症と悪化を抑えることが期待されています。

レスベラトロールの健康効果

老化を防ぐ効果

レスベラトロールには、長寿遺伝子と呼ばれるサーチュイン遺伝子を活性化させる働きがあるといわれています。長寿遺伝子であるサーチュイン遺伝子を活性化するには、食事のカロリーを抑える方法が良いということが知られています。1989年から20年間をかけた研究によりカロリー制限と長寿の関係が示されました。(Ricki J., etal.Science, 325(5937), 201-204, 2009)
その研究は、人に近いアカゲザルで行われ、普通のエサを与えたサルと、ビタミンやミネラルなどの栄養素を保ちながら、摂取するカロリーだけを30%少なくコントロールしたアカゲザルとで見た目や血液検査などを比較しています。人間の年齢で例えると70歳のアカゲザルですが、カロリー制限を行ったアカゲザルは、皮膚や毛並みに色つやがあり、白髪やしわも少なく非常に若々しく見えました。また、若返りホルモンの値が高く、脳が活性化されていること、そして細胞レベルにおいても活性酸素による損傷が少ないことが報告されました。(Ricki J., etal.Science, 325(5937), 201-204, 2009)カロリー制限とサーチュイン遺伝子活性化の関係性が示された興味深い話です。サーチュイン遺伝子を活性化させる働きがあるレスベラトロールを摂ることで、カロリー制限を無理にしなくても健康寿命を引き延ばすことが期待できます。

メタボリックシンドロームを予防する効果

近年、食の欧米化が進み、脂肪分やたんぱく質の摂取が多くなっています。脂肪の摂りすぎは、肥満や脂肪肝、動脈硬化などの生活習慣病の原因にもつながります。
マウスの脂肪細胞にレスベラトロールを与えたところ、脂肪の蓄積を抑える働きが確認され、レスベラトロールによる脂肪代謝の改善が期待されています。(Ricki J., etal.Science, 325(5937), 201-204, 2009)

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