
病気には症状が進行しないと自覚症状が現れないことがあります。
失明原因1位の緑内障は最たる例で、初期にはまったく自覚症状がありません。
病気の早期発見・早期治療が大切です。
眼科ドックとは?
「眼」のみに限定して様々な検査を行います。
眼科ドックでは、白内障・緑内障・加齢黄斑変性・網膜裂孔・ドライアイなどの診断が1度の受診で行え、各医院によって差異はありますが、7~13項目程の検査が行われます。

私が体験してきます!!
目の健康には自信ありますが、細かく調べたことがないので少し不安です。
今回は良い機会なので目の隅々まで調べていただきたいと思います!


今回眼科ドックの取材にご協力いただくのは、東京都港区の「南青山アイクリニック東京」様です。
それでは、今から行ってきまーす。
角膜形状解析

円錐角膜や乱視の状態など、角膜の形状に異常がないかを調べます。
肉眼では把握しきれない角膜の形状をコンピューターで解析する装置です。
ビデオケラトスコープは角膜全体の屈折力を定量的に瞬時に測定します。
角膜内皮細胞検査

角膜内皮が障害を受けると、角膜が白く濁ったり、細胞が減少することがあります。また、コンタクトレンズの長期装用も角膜内皮に影響を与える可能性もあります。
スペキュラーマイクロスコープという機械を用いて、角膜の内皮細胞を撮影し、その数・大きさ・形を調べます。
視野検査
ハンフリー視野計という機械を用いて視野に異常がないか調べます。
10~20分の検査で特に中心部の視野を詳しく知ることができます。
眼底検査・眼底カメラ

眼底は人間の体の中で血管を直接観察できる唯一の部位です。糖尿病や動脈硬化など、全身疾患の状態も知ることができる、欠かすことのできない検査です。
瞳孔の奥にある眼底を、眼底カメラや眼底鏡という器具を用い観察し、眼底の血管、網膜、視神経を調べる検査です。
細隙灯顕微鏡検査

この検査は、視力・眼圧・眼底とともに基本的かつ重要な検査で、通常、診察の都度行われます。角膜の表面の傷、白内障、硝子体の異常の有無がわかります。
スリットランプという機械を使用して主に結膜、角膜、前房、水晶体などに異常かないかを検査します。
最終診察

全13項目の検査結果をもとに総合的に目の状態を診断させていただきます。
約1週間後、検査結果が記載されたファイルが南青山アイクリニック東京様より届きます。
眼科ドックを終えて
自分では大丈夫と思っていても結果を聞くまでは不安な思いをしましたが、戸田先生から「血管がきれいだし、緑内障検査でも問題なし」と言われ、不安がなくなって気持ちが楽になりました。
また、痛みを伴う検査が無いのも安心できますね。
これからも定期的に眼科ドックを受診して、目の健康を維持していきたいと思います。

- 撮影協力:南青山アイクリニック東京
- 医事監修:南青山アイクリニック東京 戸田郁子院長

「眼科ドックデビューしました」
東京都 渋谷区里田 美子様(50歳代)
- 眼科ドックを受けようと思われたきっかけは?
- 左右で見え方が全く違うため、とても目が疲れやすく、近所の眼科では詳しい検査を受けることができなかったので、一度詳しく見てもらいたいと思っていた時に、わかさ生活のホームページで眼科ドックがあるのを知りました。見た瞬間、「これだ」と思い、どんな検査をするのかホームページの中でスタッフの方が実際に受診されているのを見て、とても興味が湧いたのがきっかけです。

- 眼科ドックを受けられていかがでしたか?
- 検査直後に先生から説明を受けました。自覚症状は全くなかったのですが、初期の白内障と言われました。
今すぐ治療する必要はないそうですが、白内障の日帰り手術のことを詳しく書いたパンフレットをいただき、先生が丁寧に説明してくださったので安心しました。 - 今後も眼科ドックを受けようと思われますか?
- 実は、人間ドックを受けたことがなく、眼科ドックが「ドックデビュー」です。
眼科ドックは全く痛い検査が無く、非常にスムーズに受けることができたので受けて良かったですよ。
今後は1年に1回くらい定期的に検査していきたいと思っています。
周りの友人にも勧めているのですが、ぜひ、皆さんにも受診していただきたいです。

「目の健康状態がわかるので安心できますね」
東京都 江東区木村 幸代様(50歳代)
- 眼科ドックを受けようと思われたきっかけは?
- 日頃から目のケアには気を使っているのですが年齢を重ねていることもあって定期的に健診できたらいいなと思っていました。
そんな時わかさ生活のホームページで眼科ドックというものがあるのを知り受診してみました。

- 眼科ドックを受けられていかがでしたか?
- 現在は自覚症状がなくても年齢が進むことによってだんだん出てくる症状もあるので注意が必要と言われました。
どんなケアをしたらよいか聞いてみるとルテイン含有のサプリメントが予防になると教えていただきました。 - 今後も眼科ドックを受けようと思われますか?
- 普通の健康診断ではここまで詳しくは調べてもらえません。
症状が出る前に発見してもらえるし早めのケアもできるし一石二鳥ですよね。定期的に受診することでとても安心できます。
今後も南青山アイクリニック東京で眼科ドックを受診していきますね!
※ご年齢は取材当時のものです。
南青山アイクリニック東京
- 住所
- 〒107-0061
東京都港区北青山3-3-11 ルネ青山ビル4F - アクセス
- 東京メトロ銀座線「外苑前」駅 3出口より徒歩約4分
東京メトロ銀座線「表参道」駅 A3出口より徒歩約4分 - 電話番号
- 03-5772-1451
※眼科ドックを利用される方は必ずご予約ください。 - 電話受付時間
- 9:30~18:00
- 休診日
- 火曜日、祝日の月曜日、年末年始
まずは、健康状態や病歴など、目の健康に影響する症状などを調べます。