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御寺 泉涌寺(みてら せんにゅうじ)

【御寺 泉涌寺(みてら せんにゅうじ)】

皇室とゆかりがある御寺としての気品、また諸宗兼学道場としての風格が漂う泉涌寺。
その中に日本一美しい観音像ともいわれる『楊貴妃(ようきひ)観音像』があることから女性にも人気の場所となっています。

みてらせんにゅうじの写真

泉涌寺の由緒と『御寺(みてら)』とは

泉涌寺は、真言宗泉涌寺派の総本山。弘法大師・空海が天長年間(824~834年)にこの地に法輪寺(ほうりんじ)と呼ばれる寺を建てたのが由来です。
その後、建保6(1218)年に月輪大師(がちりんたいし)がこの聖地の寄進を受け、大伽藍の造営にあたっていたころ、境内の一角から清水が湧き(涌き)出たことから、「泉涌寺」と名前を改められました。

天皇家からも篤く信仰され、鎌倉時代の四条天皇から江戸時代の孝明天皇までの歴代の御陵が39陵あり、皇室との関係が深いことから泉涌寺は、『御寺(みてら)』とも呼ばれています。これは、日本で唯一の皇室の菩提寺に与えられた名前です。

『大門』と『下り参道』

市バス「泉涌寺道」を下車し、東へ約300メートルの道のりを歩くこと15分。泉涌寺の総門が現れます。総門をくぐり境内を進むと、重要文化財に指定されている大門につきます。入り口における大門は、京都御所にあった門を移築したものです。
大門の間からは本堂が少し下の方に見えます。大門をくぐった仏殿までのこの参道は『下り参道』と呼ばれます。

本殿までの下り参道の写真

『仏殿』

さらにその奥、本殿にあたる仏殿も重要文化財に指定されています。ここは応仁の乱で一度焼失し、現在の伽藍は寛文8(1668)年に徳川四代将軍家綱によって再建されました。
内部には、鎌倉時代の仏師・運慶の作と伝えられている三尊像(阿弥陀像・釈迦像・弥勒像)が安置され、それぞれ、現在・過去・未来に渡って救いをもたらすといわれています。
また、天井には江戸時代の画家・狩野探幽(かのうたんゆう)の「蟠龍図(ばんりゅうず)」が描かれています。大きさも畳八畳分と大変大きな龍の絵は圧巻です。

天井に描かれたばんりゅう図や壁に描かれている白衣観音の写真

お堂裏の壁にも探幽作の「白衣観音」が描かれ、この観音様はどこから見ても、拝んでいる人の方をずっと向いており、必ず目が合うといわれています。

舎利殿

仏殿の背後に位置するのが舎利殿。ご本尊は仏牙舎利。
釈迦の口元の骨(歯)が祀られている貴重な霊殿で、建物は御所にあった御殿を移築したものです。

泉涌寺に龍の絵は2つあるのですが、仏殿の他にもうひとつ龍の絵がここにあります。
龍は仏の守り神として、また水の精であることから、もしもの火事の際には守ってほしいという願いも込めて天井に描かれることがよくあるのです。
舎利殿にあるのは、狩野山雪筆の「蟠龍図(ばんりゅうず)」。龍の目を見ながら手をたたくと鳴き返すような不思議な残響音が響く『鳴き龍』と呼ばれる仕組みが施されています。
通常非公開ですが、12年に1度、辰年にのみ特別公開されます。

泉涌水(せんにゅうすい)

境内の一角から清水が湧き(涌き)出たという泉涌寺の名前の由来ともなった名泉があります。
間口2間に奥行き1間半の立派な屋形で覆われ守られているため、参拝者がお水をいただくことはできませんが、今も尽きることなく水が湧き出ています。

御座所(ござしょ)・御座所庭園

境内には複数の拝殿がありますが、中でも紅葉の時期に人気のある場所が御座所です。
御座所は明治17(1884)年、明治天皇の命により京都御所内にある御里御殿(おさとごてん)を移して再建された建物です。御殿の西側には、天皇がご参拝される際に牛車を停める御車寄があり、建物内の6部屋には、様々な襖絵や宝物などが展示されています。また天皇家の菊の御紋が、御殿のいたるところに見られます。
また、御座所庭園は京都市内では一番早くに紅葉するのだそう。真紅の色合いがとても美しく、訪れる参拝者の心を魅了しています。

美人祈願の参拝者が絶えない 楊貴妃(ようきひ)観音堂

ここ泉涌寺には、楊貴妃観音像が安置されている楊貴妃観音堂があります。開山と仰がれている月輪大師・俊じょう(がちりんだいし・しゅんじょう)が中国での修業時に請来(しょうらい)された像で、楊貴妃の夫である玄宗皇帝が亡き楊貴妃の冥福を祈ってつくったと伝えられています。

楊貴妃といえば、世界三大美女としても有名な中国に実在した美女。泉涌寺の楊貴妃観音像は、たいへん穏やかで美しいお顔で、日本一美しい観音像ともいわれていて、参拝に訪れた人々に優しくほほえみかけているかのようです。

楊貴妃観音堂の写真

観音堂は「楊貴妃のような美しい女性になれますように」と、美人祈願のご利益を授かりに訪れる女性参拝者があとを絶ちません。

新春恒例の泉山七福神巡り

泉涌寺には、広大な敷地の中に、9つの小寺院(塔頭)があります。
毎年、成人の日に行われる泉涌寺山内の七福神巡りは、泉涌寺の塔頭まで広くお参りできるので、おすすめ。
各地に様々な七福神巡りがありますが、「七福神」を「巡り」に整えたのは泉涌寺の「泉山七福神巡り」が始まりです。

巡り方は、まず泉涌寺の一番手前にある即成院で福笹(無料)を受け取り、福禄寿(即成院)、弁財天(戒光寺)、恵比寿神(今熊野観音寺)、布袋尊(来迎院)、大黒天(雲龍院)、毘沙門天(悲田院)、寿老人(法音院)、番外として愛染明王(新善光寺)、楊貴妃観音(泉涌寺本坊楊貴妃観音堂)を含め、九福神として巡ります。中国では”九”は最大の吉数で、”久しく”福が続くよう「久福神巡り」とも書きます。各寺院を巡りながら、その福笹に福神それぞれの吉兆(一体300円~)をつけながら福を集めて福を持ち帰ります。きちんとお参りをしてから福をいただきましょう。

【御寺 泉涌寺(みてら せんにゅうじ)】
  • 拝観時間: 9:00~16:30(12月1日~2月末日までは16:00まで)
    ※毎月第4月曜日、「心照殿」(宝物館)は休館。
  • 拝観料: 伽藍拝観 大人 500円/小人(中学生以下) 300円
    特別拝観 大人 300円(小学生以下は同伴者がいる場合は無料)
  • お問い合せ: 075-561-1551
  • URL: http://www.mitera.org/
  • 住所: 京都市東山区泉涌寺山内町27
  • アクセス: ▼JR「京都」駅(烏丸口)下車
    →市バス 208系統「泉涌寺道」下車 徒歩約15分
    ▼京阪電車・JR 奈良線「東福寺」駅下車 徒歩約20分
    ▼京阪電車・JR 奈良線「東福寺」駅下車
    →市バス 202,207,208 系統にて「泉涌寺道」下車 徒歩約15分
    ※市バス 202,207,208 系統は循環バスです。東向きをご利用ください。
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