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祇園祭のお囃子

山鉾巡行、鉾上でのお囃子

「コンチキチン♪」の鉦(かね)の音でおなじみの祇園祭のお囃子。
お囃子の演者は「囃子方(はやしかた)」と呼ばれ、
宵山や山鉾巡行において鉾の上から奏でられる様子は、京都の夏の風物詩になっています。

その起源は室町時代にまで遡り、江戸時代には現在のような優雅な音色に洗練されたと伝えられています。
聴く人の心を躍らせ、祭の盛り上げに欠かせないお囃子は、どのように演奏されているのでしょうか。
特別に長刀鉾での練習の様子を見せていただきました。

【お囃子を奏でる楽器】

楽器は「笛」、「太鼓」、そして「鉦(かね)」の3種類があり、
心地よい音が出せるようにと、いずれも精巧につくられた高価なものです。
笛は旋律を奏で、太鼓は全体の統制をとり、鉦はあの独特の音色を響かせます。

笛や太鼓は口伝による伝承の部分が大きく、鉦の譜が体に染みついていなければ演奏することができません。
そのため囃子方になる人は10歳ごろから練習を始め、最初は全員鉦を担当し、
およそ15年の経験を積んだあと、笛か太鼓かの道を選んで進まれます。

笛、太鼓、そしてかね

【バラエティに富んだ曲目】

お囃子には様々な曲があり、それぞれの山鉾でも異なります。
長刀鉾では「唐子(からこ)」「獅子(しし)」など約30曲が伝承されており、
伝承が途絶えたものについても復曲の活動をされています。

演奏は同じ曲を何回か繰り返し、指示が出され次の曲へと移ります。
山鉾巡行の際に辻回しで使う曲、締めに演奏する曲など決めごともあり、
状況や巡行の進み具合を考えながら次の曲へと移るタイミングを図ります。

【楽譜の見方】

ソレ、ドッコイなどの合いの手も楽譜に書かれています

楽譜は主に、鉦の譜を覚えるためのものになっています。
あまり見かけない形式であり、古くから伝承されてきたものだと感じられます。

「▲」は真ん中を叩いて「コン」という音を出し、
「○」は縁の内側部の上下を叩き、3つ並んでいれば「チ・キ・チン」と音を出します。
今では楽譜も印刷されるようになりましたが、
昔は先輩から聞いた譜を自分で書いて伝承していたそうです。

【厳しい練習の積み重ね】

楽器の扱い自体が難しく、曲目も多いお囃子。
大人数で一糸乱れぬ演奏をするためには、相応の練習が必要になります。
年中通して練習は行われていますが、
特に祇園祭の期間は力を入れられており、7月に入ると連日連夜3時間以上の練習が続きます。

姿勢を正した状態で、約20分は途中で演奏を止めないため疲労も溜まります。
囃子方の人々はこの厳しい練習を経て、祭を盛り上げているのです。

夏の風物詩である「祇園祭」を楽しんでくださいね♪

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