北欧・駐在員からの便り 北欧・駐在員からの便り

北欧・駐在員からの便り

Wakasa Booksより冒険心をくすぐる北欧絵本を紹介!

小さなバイキング ビッケ
情報サイト北欧生活にてWakasa Booksおすすめの北欧絵本を紹介しています。
今回紹介しているのは、『小さなバイキング ビッケ』。


■『小さなバイキングビッケ』とは
スウェーデンの作家ルーネル・ヨンソンによる児童文学『小さなバイキング』シリーズのひとつです。半世紀にわたり世界70ヵ国以上で愛され続けています。
日本では、ドイツとの共同製作のテレビアニメが1972年から1974年にかけて放送されていたので、アニメとしてご存じの方も多いかもしれません。


■あらすじ
今から1000年ほど昔、スウェーデンやノルウェーの海岸には"バイキング"とよばれる人たちが住んでいました。船で遠征しては町を襲っていたので、人々から恐れられていました。そんな男たちに対して、力ではなく、知恵で戦ったのが主人公のビッケです。ビッケは小さくて力もないですが、優しくて、知恵を使って色々な危機を乗り越える勇敢なバイキングの男の子です。荒くれ者の大人のバイキングや敵に対して、力ではなく知恵で対抗します。

その知恵はとんちが利いていて、大人顔負けの大活躍を見せてくれます。北欧版の一休さんのようです。また、力は強いけれど、ちょっぴりマヌケで憎めない大人のバイキングたちと、暴力は大嫌いだから知恵で対抗するビッケのやり取りも面白さのひとつです。海賊というと、悪いイメージがありますが、このお話のバイキングたちは大変ユーモラスで愛らしく親しみやすい存在です。


『小さなバイキング ビッケ』を読んだことがある方も読んだことのない方も、テレビアニメを見た方も見ていない方もぜひ一度この機会に読んでいただき、ビッケがどんな冒険を繰り広げるのか、お楽しみください♪

**********

☆情報サイト「北欧生活」北欧の絵本はこちら!

photo_10.jpg

このページをシェアする!
  • LINEでシェアする
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする